フランチャイズ経営をするにあたっては、どれくらい利益を出せるのかが気になるものですよね。
フランチャイズ本部から提供される予想利益から、ある程度の利益を得られることは分かるかもしれません。
そこで当記事では、フランチャイズ本部の選び方や収益構造について解説するとともに、比較的儲かるおすすめのビジネスを紹介します。
フランチャイズで利益を上げるためにも、ぜひ一つずつ確認してみてください。
書いてあること
フランチャイズで利益を出すには本部の選び方が重要
フランチャイズをはじめるときは、ビジネスからではなく、まずは本部から選びます。
大前提として、フランチャイズ本部が儲かっていなければ加盟店も大きく利益を上げるのは難しいといえるでしょう。
本部が儲かっていないと加盟店のために広告宣伝をしたり、経営指導したりといったコストを捻出することができません。
そのため、フランチャイズで収益を出すことが目標ならフランチャイズ本部がどれだけ利益を出しているのか注目するとよいでしょう。
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フランチャイズ本部の選び方
フランチャイズ本部と加盟店の収益はほとんど比例するといえます。
そのため、フランチャイズ本部の選択は重要になるのですが、フランチャイズ本部は数が多くどれがよいのか見分けができない方もいるかもしれません。
フランチャイズ本部の選び方のポイントは、「加盟店の脱退」と「動いていない加盟店」の数が少ない本部を選ぶことです。
たとえば、増加数が多いということは新規性が低いため、収益のリターンが下がっているケースがあります。確実に収益を出したいという方は総店舗数や増加数だけではなく、脱退している店舗にも注目するとよいでしょう。
フランチャイズ本部の収益構造を知っておく
フランチャイズ本部の選択に失敗しないために、本部がどのようにして利益を出しているのか、収益構造を知っておくとよいでしょう。
フランチャイズ本部の利益はおもに、「スポット収入」と「月々の収入」と「その他の費用」の3つあります。
スポット収入
スポット収入とは毎月定期的に入ってこない臨時収入のことです。具体的には、加盟金や研修費などがあります。
なお、加盟金と研修費の額は、本部によって異なります。
月々の収入
フランチャイズ本部が経営などのノウハウの提供や商標マークなどの使用料を、加盟店の売り上げの一部からロイヤリティとして本部が受け取ります。
売上分配、粗利分配、固定など本部によってロイヤリティ計算方法が変わります。
また、経営に関する事務手続きなどを本部が代行する場合は事務手数料として徴収する場合があります。
ほかにも、システム利用料や加盟店の宣伝となる広告分担金なども手数料に分類されます。
その他の費用
本部から原材料などを購入している場合は、その分だけ本部の収益が上がります。
初めてフランチャイズ経営を始める方などは、業者との繋がりを持っていない場合が多いです。そこで、本部から加盟店に業者を紹介し、紹介料として徴収することもあります。
基本的に業者の紹介は本部から強制されるのではなく、加盟店から依頼があった場合のみとなっています。
そのため、もともと業者と繋がりがある加盟店は業者を紹介してもらう必要がないため、紹介料も必要ありません。
高収益を目指せるフランチャイズ4選
フランチャイズビジネスのなかで、比較的高い利益が上がりやすい収益モデルとして挙げられるのは、以下の4つです。
- レンタカー
- テイクアウト型の飲食店
- 美容室や理容店
- 学習塾
フランチャイズで収入を増やすなら、利益が出やすい業種を選ぶことも重要です。
確実に利益出させるビジネスというものは正直なところありませんが、比較的儲かる4つのビジネスについて詳しく解説します。
レンタカー
近年、車を持たずに「必要な時にレンタルする」という方が増えています。そのため、レンタカー事業は拡大傾向にあります。
レンタカー事業はヒトやモノではなく「車」が収入源です。事業主の業務は車両管理とレンタカーを利用する顧客との契約の管理などが中心となります。
リスクが低いビジネスのレンタカーでフランチャイズ運営を始める
定期的に利用している顧客がいれば安定収入も可能です。また、管理する車の数を増やすなどの事業展開によっては、高収入も期待できます。
レンタカー事業はフランチャイズ展開している業者も多く、サービス内容もさまざまです。コスト面はもちろん、サービス内容などをしっかり比較して、最適なフランチャイズ本部を見極めましょう。
レンタカー事業のフランチャイズビジネスは、当社にお任せください
カースタレンタカーを運営する株式会社エネクスライフサービスでは、フランチャイズ加盟店を随時募集しています。
フランチャイズビジネスやレンタカー事業にご興味をお持ちの方は、ぜひお電話や資料請求窓口から気軽にお問い合わせください。
安心してレンタカー事業に取り組んでいただけるよう、当社がきめ細やかにサポートさせていただきます。
テイクアウト型の飲食店
飲食店には「イートイン型」と「テイクアウト型」の2種類タイプがあります。
イートイン型とは、店内で料理を提供するタイプで、テイクアウト型はお客さんに商品を持って帰ってもらうシステムになっています。
テイクアウト型のメリットは座席を用意する必要がないことです。
そのため売り場面積の狭い小さな店舗でも充分経営ができます。
必要な土地面積が少なく、人件費も少なくできることから経費を削り高収入を狙うことができます。
美容室や理容店
美容室や理容店は、フランチャイズを提供するブランドが多いです。
そのため少ない資金で開業できるのが高収入を目指せるポイントです。
フランチャイズ本部の提供する知名度の高い商品を上手く活用し、ブランドのファンやリピーターを効率的に呼び込むことが可能です。
学習塾
これまでの学習塾は実際の教室で授業するのが一般的でしたが、近年では映像授業が中心になっています。
部品や配信設備などを用意する場合がありますが、必要以上に広いスペースを利用することがないですし、ほかの講師やアルバイトなどを雇用する必要もないため、場所代と人件費を安くすることができます。
まとめ
フランチャイズ運営を始めようとする前に、利益率の良いビジネスやフランチャイズ元となる会社の収益モデルなどを理解したうえで、取り組むようにしましょう。
フランチャイズの収益モデルを事前予習しておけば、「知らなかった・・・」と慌てることなく物事を進められるはずです。
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