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ハイエースは普通免許で運転可能?気を付けたい5つのポイント

ハイエースを運転できる免許証の種類

ハイエースはトヨタから発売されている人気の車です。

ハイエースには「ハイエースワゴン」「ハイエースバン」「ハイエースコミューター」の3つのタイプがあります。

10人乗りでありながら、ワゴンとバンは普通免許で運転可能です。

3世帯の移動やキャンプにも対応できるのが魅力

今回は、そんなハイエースについて詳しく解説いたします。

ハイエースを購入orレンタルしたいとご検討中の方は必見です。

あなたは当てはまる?ハイエースを運転できる免許証の種類

ハイエースは非常に大きい車種です!

「普通免許では運転できないのでは?」と思われる方も少なくないでしょう。

結論としては、ハイエースは普通免許で運転可能です。

ただし、ハイエースコミューターだけは普通免許で運転できません。

一般的に免許証には6つの種類がありますが、そのなかでハイエースが運転できる免許証についてご紹介いたします。

ハイエースを運転できる免許証の種類

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1. 普通免許

普通免許は、一般的な乗用車やワゴン車、バンすべてに対応している免許証です。

  • 車両総重量:3,500kg未満
  • 最大積載量:2,000kg未満、
  • 乗車定員:10人以下

前述したとおりほぼすべての車が運転できるようになっています。

もちろん、ハイエースも普通免許で運転可能です。
ただ注意してほしいのは、すべてのハイエースが普通免許で運転できるわけではありません。

ハイエースの種類については後述しますが、ハイエースコミューターに関しては小型バス2ナンバー14人乗りなので、普通免許だけでは残念ながら運転できません。

ほぼすべての車種が運転できるといわれていても、普通免許の乗車定員は10人以下です。

基本的にハイエースは普通免許で運転できるため、「見た目がハイエースに似ているから普通免許で大丈夫かな?」と思っていたら、中型免許が必要だったというケースはよくあります。

2. 準中型免許5t限定

準中型免許5t限定は、下記の車種に対応している免許証です。

  • 車両総重量:5,000kg未満
  • 最大積載量:3,000kg
  • 乗車定員:10人以下

また、この免許証を取得するには2007年から2017年に普通免許を取得している必要があります。も
ちろん、ハイエースワゴン、ハイエースバンであれば条件を満たしているため運転できます。

基本的に、標準トラックのT-H・T-Sクラス、T-Cクラスであれば運転可能です。車種でいえば、ダイナルートバンやクイックデリバリー200がこれに含まれます。

ただし、2tトラックでも運転できるものとそうでないものがあります。利用する際は十分気をつけてください。

3. 準中型免許

準中型免許は新しく施行された免許です。
下記が条件です。

  • 車両総重量:7,500kg未満
  • 最大積載量:4,500kg未満
  • 乗車定員10人以下

ハイエースは、ワゴンとバンが普通免許で運転できるため、準中型免許は持っていても持っていなくても特に関係ありません。

ハイエースコミューターに関しても、中型免許もしくは大型免許が必要になるため、準中型免許での運転は不可能です。

準中型免許は、2tトラックの運転ができます。
たとえ架装していても運転可能です。最大積載量3tのトラックでもほとんどが対象車です。
代表的な車種では下記が挙げられます。

  • いすゞのエルフ
  • 三菱ふそうのキャンター
  • 日野のアトラス

4. 中型免許8t限定

普通免許しか持っていない方にとって、中型免許8t限定といわれてもピンとこないものですよね。
中型免許8t限定は、下記が条件です。

  • 車両総重量8t未満
  • 最大積載量5t未満
  • 乗車定員10人以下

限定解除というものもありますが、これは中型免許8tの制限をなくしたもので、別途手続きをしなければいけません。

限定解除されると、車両総重量が11t未満になり、最大積載量も6.5t未満と格上げされます。
さらに乗車定員も29人以下になりますから、当然ハイエースコミューターも運転可能になります。

これまでハイエースはワゴンとバンのみ普通免許で運転できましたが、ようやくここにきてコミューターも運転できるようになりました。
ただしあくまで限定解除の場合です。通常は中型免許と大型免許を取得していないと運転できません。

5. 中型免許

中型免許では、免許証を取得する条件として「普通免許を取得してから2年以上経過」していなければいけません。

  • 車両総重量:11t未満
  • 最大積載量:6.5t未満
  • 乗車定員:30人未満

中型免許になると、ハイエースコミューターの運転が可能です。

中型免許を取得していればハイエースのすべての車種クラスが運転できます。ハイエースのなかでは、あくまでコミューターを運転したい場合に必要です。
ハイエースコミューターに乗る機会がない方は持っていなくても特に問題ありません。

6. 大型免許

大型バスやトラックなどを運転するのに必要な免許です。

  • 車両総重量:11t以上
  • 最大積載量:6.5t以上
  • 乗車定員:30人以上

大型免許も、ハイエースコミューターの運転が可能です。
コミューター以外では大型トラックや観光バスなどをイメージすると分かりやすいかもしれません。

大型自動車免許が正式名称です。大型車はもちろんのこと、乗用車やワゴン車、バンなどすべての車種クラスが運転できます。この免許証を持っているメリットは、職種の幅が広がるという点です。全車種の運転ができるので、小さな荷物を配達することも、大きな荷物を運ぶ長距離運転手にもなれるでしょう。

ただ、一般的に使用される免許証ではありません。
取得していなくても支障はありません。
ハイエースコミューターを運転したい場合には必要な免許証です。
ハイエースでもワゴンやバンで十分という方は気にする必要はないでしょう。

ハイエースの種類は3つ

ハイエースには3つの種類がある

すでにご紹介いたしましたが、ハイエースには3つの種類があります。

  • ハイエースワゴン
  • ハイエースバン
  • ハイエースコミューター

同じハイエースでも、それぞれ特徴が違います。
詳しくご紹介いたします。

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ハイエースワゴン

ハイエースワゴンの魅力は、なんといっても普通免許で運転できることです。
車体が大きいため不便に感じることもありますが、基本的にどの道も通れて、日常のお買い物などに支障はありません。

なんといっても10人乗れるという点が魅力です。
普通免許でこの人数を乗車できる車はほとんどありません。
「大きくて十分な人数を乗せられる普通車が欲しい」という方にピッタリの車種です。

車体サイズは2種類あります。

1つ目は、GLとDXですが3つタイプがあります。

  • ワイドボディ
  • ミドルルーフ
  • ロングボディ

トヨタアルファードを想像すると分かりやすいかもしれません。
車内もゆとりがあるため不便を感じる心配もないでしょう。

2つ目は、グランドキャビンです。
下記の3つのタイプがあります。

  • ワイドボディ
  • ハイルーフ
  • スーパーロングボディ

同じハイエースワゴンでもGLやDXに比べて大きいです。
乗用車のなかでは最大級であるため、通れる道が決まっており、駐車も困難です。

日常生活においては不便に感じることが多いかもしれません。
街なかをスムーズに運転したい方にはGL・DXのハイエースワゴンをおすすめいたします。

内装の特徴ですが、それぞれのグレードで印象が異なります。

GLなら、3つのなかで非常にシンプルな内装です。
DXは送迎車をイメージすると分かりやすいでしょう。
商用車のようなインテリアなので、普段乗りするには少々不満に感じるかもしれません。

グランドキャビンは、乗用車のなかで最大級というだけあって、高さがあり広々としています。
インテリアとしてはGLと同じでシンプルなのですが、居住スペースを重視したい方にはよいかもしれません。

ハイエースバン

ハイエースバンのメリットは、ワゴンより軽く、最上位グレードでも価格が安く設定されていることです。

ハイエースは車体が大きいため、どうしても燃費が悪いイメージがありますが、バンは軽量なのでワゴンに比べると燃費がよいです。

それでいて荷室も広々としているため、たっぷり荷物が積めるのも利点です。

グレードは、ロングバンとスーパーロングバンの大きく2種類に分けられます。

ロングバンはスーパーGLとDX・DXGLパッケージ、スーパーロングバンはDX・DXGLパッケージがあります。

ハイエースのなかでももっともサイズ区分が分かりやすいです。
仕様によって車高や幅などが違って感じるでしょう。ですから、普段よく利用する場所なども考えて購入するようにしてください。

スクエア型ですが、全体的に柔らかみがあるのでそれほどゴツゴツして見えません。

そのため街中を走っていても浮きませんし、どんな場所でもしっかり馴染んでくれます。

内装もゆとりがあるため窮屈さを感じさせず、リラックスしながら車内で過ごすことができるでしょう。

ハイエースコミューター

ハイエースコミューターは、基本的な造りはワゴンと同じです。
大きな違いは、乗車定員が10人以上で、普通免許では運転できないという点です。

そのため、ハイエースコミューターを運転する機会がある方は、ホテルや旅館の送迎を行っている運転手がほとんどです。

商用車として使われているケースが多いため、日常生活においてコミューターを運転する方、コミューターを必要とする方は少ないです。

ナンバー区分は2ナンバー、ディーゼルのGL・DX、ガソリンのGL・DXに分けられます。

ハイエースのなかでももっとも大きいサイズ(ワイドボディ・スーパーロング・ハイルーフ)でありながら、外観はそれほどビッグではなく、バスに比べると小さいのが特徴です。

内装は見るからに広々としています。荷室も大きいので、たくさんの荷物を積めるのもメリットでしょう。

車中泊を好む方やキャンピングカーとして利用する方にとても人気があります。

ハイエースのおもな3つの特長

ハイエースの3つの特徴

ハイエースはさまざまな魅力から人気の車種です。
人気を支える3つの特長をご紹介いたします。

特長1. 積載量が多い

室内が広々としているため、人も荷物もたっぷり乗せられます。

  • 普通免許で乗れるワゴン、バン:10人乗り
  • 中型免許・大型免許で乗れるコミューター:10人以上

家族5人なら荷物を積んでも余裕があります。

日常生活で大人数乗せる機会は少ないと思うので、思うままに空間を使うことができるでしょう。

外装は非常にシンプルですが、内装は使い勝手がよく、装備も充実しているので長時間のドライブも満喫できます。

特長2. 自由自在にカスタマイズできる

大型車なので使用用途が少ないように思われがちですが、趣味やスポーツなどさまざまな用途に使用できます。

広々とした空間を利用して、車中泊をするのもよいでしょう。

もちろん、キャンピングカーとしても使用できます。

目的に合わせてカスタマイズできるのは、ハイエースの大きなメリットです。

3. 高値で買い取ってもらえる

ハイエースは世界中で愛されていますから、購入時も決して安くありません。そのぶん、手放すときも高値で買い取ってもらえます。

たとえ年式が古く10万km以上走行していても、需要があります。修復歴があっても、よい値段がつくことが多いでしょう。

ハイエースの利用シーン

ハイエースの利用シーン

ハイエースはどんなところにも利用できる多目的性があります。
ワゴンやバンなら普段乗りに、コミューターならホテルや旅館、幼稚園などの送迎、救急車としても用いられています。
乗用車としても商用車としても活躍してくれるため、利用する目的が制限されていません。

この多目的性は日本国外でも人気があります。

ハイエースを運転するときの注意点

ハイエース運転時の注意点とコツ

ハイエースは使いこなせるととても便利な車ですが、慣れるまでは少々難易度が高く感じるかもしれません。
しかし、運転のコツや注意点を知っていれば誰でも運転できます。
ハイエースを運転するときの注意点をご紹介いたします。

注意点1. 内輪差があることを理解する

ハイエースは内輪差があるため、曲がる際は大きめにまわるように意識する必要があります。

普通の乗用車と同じ感覚で曲がってしまうと乗り上げてしまう恐れがあるからです。

普通車からハイエースに乗り換える場合は、この内輪差を十分理解し、把握しておきましょう。

慣れるまでは「大きめにまわる」を意識しておくと安心です。

注意点2. スピードを出しすぎない

ハイエースを運転していると、スピード感覚が分からなくなります。
実際よりも遅く感じることのほうが多いのです。

そのため、誤ってスピードを出してしまいがちです。

なぜこのような感覚に陥りやすいのかというと、座席の高さが関係しています。

ハイエースは普通の乗用車に比べて座席が高くなっており、体感速度をすぐに感じることができません。

どうしてもスピードを上げてしまいやすいのでしょう。

逆に座席の低いスポーツカーなどは、スピードを実際の速度より速く感じやすくなっています。

しかし、ハイエースに乗り慣れてくるとスピード感覚が掴めてきます。
速度調整も自然とできるようになります。

注意点3. 車間距離に気をつける

ハイエースはボディが大きいため、どうしても車間距離が分からなくなりがちです。

普通の乗用車であればボンネットのおかげである程度車間距離が取れるようになっていますが、ハイエースにはボンネットがないため、前に詰めやすくなっています。

ゆとりをもって運転するように心掛けてください。

注意点4. 制動距離が長い

ハイエースは乗用車扱いになるので基本的にほかの乗用車と大差はありません。

しかし重量があるため、どうしても制動距離が長くなりがちです。

要するに普段どおりブレーキをかけてしまうと、前の車にぶつかってしまう恐れがあります。

急激な制動にも不向きな車ですから、余裕をもって早めにブレーキをかけるようにするとよいでしょう。

注意点5. バックは後部ミラーを確認する

ハイエースは基本的に運転しやすいといわれていますが、一方でバックが難しい車種でもあります。後ろに長いため、車両感覚が長く感じてしまいがちです。

バックをするときは必ず後部ミラーをチェックしながら行ってください。

ハイエースをレンタルするときの相場

ハイエースのレンタル相場は5,000~20,000円

ハイエースを購入するかご検討中の方は、まずはレンタルしてみてもよいですね。

レンタル料金は地域や会社によって異なりますが、ハイエースは普通の乗用車に比べて車体が大きいため、どうしても料金が高く設定されています。

安いところで5,000円弱ですが、なかには2万円近くかかるところもあります。

少しでも安くレンタルするなら、複数のレンタカー会社の基本料金を比較しておくとよいでしょう。

ちなみに、季節料金というのもあります。夏季はほかの季節より高くなりやすいです。

季節によって料金が変動するのも知っておくと安心です。また、各会社の会員になると割引サービスが利用できるところもあります。

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まとめ

ハイエースは、ワゴンやバンであれば普通免許で運転可能です。
一方でコミューターは中型免許・大型免許が必要です。

ボディが大きいため、どうしても「運転が難しそう」と思われがちなハイエースですが、使いこなせばスムーズに運転できるようになります。

10人乗りでこのサイズ、この乗り心地を実現しているのハイエースの大きな魅力です。