旅行やアウトドアレジャーの移動にレンタカーは大活躍します。
レンタカーにはいろいろな種類があり、大人数で乗れる車種を選べる場合もあります。
6人乗りのレンタカーを借りる際の「ケース別の選び方」と「おすすめ車種」も紹介するので、参考にしてください。
書いてあること
クルマの定員についての基本的な考え方
はじめに法律に基づいた車の定員について解説します。車の定員は大人と子どもでは考え方が異なります。
6人乗りに乗れる子どもの人数
乗車人数は、12歳以上の人の数でカウントします。
大人1人=子どもは1.5人分です。
つまり、大人2人分の座席に子どもならば3人乗れることになります。
A = (最大乗車定員-乗車する大人の人数)× 1.5
以下の表は、大人の乗車人数に対する子どもの乗車人数の目安です。
早見表 | 大人1人 | 大人2人 | 大人3人 | 大人4人 | 大人5人 | 大人6人 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
車の定員 | 定員4人 | 4人 | 3人 | 2人 | 0人 | ||
定員5人 | 6人 | 4人 | 3人 | 2人 | 0人 | ||
定員6人 | 7人 | 6人 | 4人 | 3人 | 1人 | 0人 | |
定員7人 | 9人 | 7人 | 6人 | 4人 | 3人 | 1人 | |
定員8人 | 10人 | 9人 | 7人 | 6人 | 4人 | 3人 |
ただしこの表で示した人数は、安全性を無視したものです。
例えば定員6名の車には、最大で大人が6人、子どもが1名乗ることができますが、シートベルトが不足します。またチャイルドシートは大人1人分の場所を取ります。
なお子どもはシートベルトの着用を免除されていますが、特に高速道路を走る場合はシートベルトを締められるようにしておくのがおすすめです。
必要ならばジュニアシートやブースターシートなどを利用しましょう。
6人旅行のポイントを目的別で紹介
それでは、6人乗りの車を使って旅行をする際のポイントを紹介します。
家族6人での旅行では1台がベスト
家族6人での旅行は1台がベストです。
家族ならば気のおける関係なので、席を替わったりシートの形を変えたりするのも遠慮なく言えるでしょう。
免許を持っている人が交代で運転をする、1人が子どもたちの面倒を見てもう1人が運転に集中するなど、臨機応変な対応も可能です。
特に子どもが小さい場合は大人が2人以上乗っていないと、長時間運転に集中するのはなかなか難しいでしょう。
友人6人での旅行は1台or2台がベスト
友人同士でなら、車を利用した旅行に行く場合にオススメな方法は2つあります。1つは6~8人乗れる車1台で行くことです。
運転免許を持っている人が複数いるならば交代で運転もできますよね♪
もう一つはコンパクトカー2台に分かれて行く方法です。定員数いっぱいの6人で、荷物もたくさんあるとなると、6人乗りの車1台だけで移動するのは窮屈になりがちです。
同僚6人でゴルフに行く場合は1台or2台がベスト
ゴルフにはキャディバッグを持って行く必要があります。
そのため1台で行く場合は8人乗り以上の車がおすすめです。8人乗り以上の車ならば、6人と荷物を積んでも余裕を持って運転できます。
免許を持っている人が2人以上いるならば、2台で行く方法もあります。4人~5人乗りの車2台に3人ずつ乗るならば、荷物を積んでも余裕があるでしょう。あらかじめキャッディバッグを郵送で送っておくならば、6人~8人乗り1台でも余裕があります。
6人で乗れる車種を紹介
ここでは6人乗りの車でおすすめの車種を紹介します。
レンタカーを選ぶ際の参考にしてください。
セレナ
セレナは日産を代表するファミリー層向けのミニバンです。5人以上の家族ならばセレナを普段から使用しているという人も多いでしょう。
セレナの最大の特徴は広々とした室内空間です。1列目から3列目までの全てがスペシャルシートのため余裕を持って座れます。
また、2列目の中央部のシートを1列目にスライドすれば、7人乗りと8人乗りを簡単に切り替えることが可能です。
2列目シートは最大690mmもロングスライドできるので、着替えスペースなども作れます。
3列目のシートを跳ね上げ収納すれば、自転車が乗せられるほどの大容量の荷物置き場にもなるので、「3人で車を使用するが荷物がとても多い」という場合にもおすすめです。
フリード
フリードはホンダの代表的なミニバン、ステップワゴンの兄弟車です。コンパクトカーとそれほど変わらないボディサイズなのに、中は広々としています。
6人乗っても余裕があるうえ、ミニバンを運転しなれていない人でも運転しやすいのが特徴です。乗車数は最大で7名と今回ご紹介した他のミニバンと比べると少人数ですが、6人ならば十分でしょう。
乗り降りもしやすく都市部の細い道でも運転しやすくなっています。
アルファード
アルファードはトヨタがダイナミズムとホスピタリティをテーマに開発した大型のミニバンです。
エンジンにはトヨタ独自の燃焼噴射を採用されており、大人数やたくさんの荷物を載せても力強い走りができます。乗り心地にもこだわっているため、レンタカーで借りられるランクの車種でも、長時間乗っても疲れにくいのが特徴です。
乗車する人のほとんどが大人で、心地よい乗り心地を追求したい場合はおすすめです。
ノア
ノアはアルファードと同じくトヨタが販売しているミニバンです。
アルファードが「ダイナミズムとホスピタリティ」をテーマにしているのに対し、ノアは乗り降りがしやすい、室内空間が広い、荷物の上げ下ろしがしやすいなど、子どもがいるファミリー層がより使いやすい仕様になっています。
そのため家族での旅行や乗車者に子どもがいる場合はアルファードよりもノアの方がおすすめです。
普通車とハイブリッド車がありますが近場なら普通車、遠出をするならばハイブリッド車がおすすめです。
ヴォクシー
ヴォクシーはノアの兄弟車にあたる車で、車体や機能はほぼ同様です。ノアを借りたかったがレンタカーの車種にラインナップされていなかった、という場合は、ヴォクシーを選択してみてもよいでしょう。
なおノアもヴォクシーもガソリン車とハイブリット車があります。ガソリン車は7人乗りと8人乗りがありますが、ハイブリット車は7人乗りです。
6人かつ大荷物という場合はガソリン車の8人乗り、荷物が少なく燃費を重要視したい場合はハイブリット車をレンタルするといいでしょう。
ヴェルファイア
ヴェルファイアはトヨタのアルファードの兄弟車にあたる車です。優美な外観のアルファードに比べて、ヴェルファイアは男らしい迫力ある外観が特徴になっています。
上質な乗り心地と操縦安定性を確保しており、ガソリン車で10.6(km/l)ハイブリット車で14.8(km/l)という燃費の良さも特徴です。
さらに全てのグレードに「トヨタの予防安全パッケージ」を標準装備しているので、安全性の面でも安心です。
ミニバンは運転しなれないと危ないという意見もありますが、ヴェルファイアならばミニバン初心者でも安心して運転ができるでしょう。
まとめ
またレンタル料金には保険・補償加入が含まれているので、いちいちオプションをつける必要はありません。
24時間受付の専用ダイヤルではトラブル対処はもちろんのこと、インロックしてしまった場合や、ガス欠などにも対処しております。
なお店舗によって取り扱っている車種が異なるので、希望の車種がある場合はまずは車種名をお伝えいただくとスムーズです。
6時間2,000円から利用可能