友達との旅行中や仕事の出張先で久しぶりにレンタカーを運転するときは、万が一の事故に備えておきたいですよね。
慣れない車での運転は、普段とは環境が異なるからこそ、事故を起こさないように注意しなければなりません。
そこで今回は、レンタカー運転時に事故を起こしやすい場所や、その後の対処法についてお伝えします。
安全運転を心がけるために、ぜひ参考にしてみてください。
事故を起こしやすい場所は交差点
これまでにレンタカーで事故を起こした、あるいは起こしかけた経験のある方を対象に、アンケート調査を実施しました。
乗り慣れていないレンタカーを運転するときは、どんなことに注意すればよいのでしょうか?
ドライバーたちから集まったコメントをご紹介します。
交差点(付近も含む)
カーブ(付近も含む)
その他の一般道路
もっとも多くの方が事故を起こしたり、事故を起こしかけたりした場所は、「交差点」でした。
複数の道路が交わる地点である交差点は、特に交通事故が多くなると、教習所や警察署で教わった方も多いのではないでしょうか。
乗り慣れないレンタカーを運転していたり、見知らぬ道を走っていたりするときは、意識して交差点に潜む危険を見抜くようにしましょう。
また、山道などに多い「カーブ」も、レンタカーで走るときに気をつけておきたいポイントです。
車種によって運転したときの感覚が異なるため、いつもよりスピードを出しすぎてしまうことがあります。
旅行などのシチュエーションによっては、窓の外の景色や同乗者のことが気になり、脇見をしやすくなることもあるでしょう。
運転時は冷静に、油断をしないように心がけなければなりません。
交通事故時に使える保険とは
レンタカーでの交通事故に備えるため、利用できる保険には下記のような例があります。
レンタカーの保険に、基本的に含まれていることが多い最低限の保険です。プランによって補償される金額が異なります。
車両免責額や対物免責額が補償される制度。ただし、年齢や免許取得からの期間などの条件によっては、加入できないこともあります。
車両に修理や清掃が必要な状況となったとき、レンタカー会社の営業に対する補償です。
レンタカーで事故を起こしたとき、その車両にかけられた保険でなく、別にご自身で契約している自家用車の任意保険を利用できます。
レンタカーを含む他人の車を運転しているときの事故で保証を受けられます。
もしレンタカーで事故を起こしてしまったら
万が一、レンタカーで事故を起こしてしまったら、まずは事故によって負傷した方の救護を行うことが重要です。
負傷者を安全な場所まで運んで保護できたら、電話で救急車を呼んでください。
次に、電話で警察へ連絡します。警察官が到着したところで、事故現場の記録や、事故相手の確認が行われます。
ご自身の保険会社や、レンタカーの店舗にも連絡をします。
レンタカーを借りる前に、これらの流れをシミュレーションしておきましょう。
まとめ
レンタカーを運転中の事故は、決して少なくありません。
今回のアンケート調査でも、多くの方が事故を起こしたり、事故を起こしそうになったりと、危険な目に遭っています。特に注意しておきたいのは、複数の道路が交わる交差点です。
レンタカーはいつもと違う車種であることを自覚し、適切に運転できるよう心がけておきましょう。
安全運転を行うことももちろん大切ですが、万が一の事故に備えておくことも大切です。
レンタカーが利用できる保険や、緊急時の対応について改めて確認しておきましょう。
6時間2,000円から利用可能