2泊3日の旅行や出張などでレンタカーを借りる際「料金相場はいくら?」「どの会社が安い?」と疑問に思う方も多いでしょう。レンタカーを借りる際は、基本料金に加えて免責補償やオプション料金がかかります。料金を抑えるためにも、事前に相場を把握しておきましょう。
本記事では、レンタカーを2泊3日借りる際の料金相場や料金が決まる仕組みを解説します。レンタカー会社主要4社の料金相場も比較しているため、ぜひ参考にしてみてください。
書いてあること
【車種別】レンタカーを2泊3日借りる際の料金相場を紹介

レンタカーを2泊3日借りる際の料金相場は、車両のサイズやグレード、設備の充実度によって異なります。ここでは、カースタレンタカーで2泊3日レンタカーを借りた場合の料金相場を、以下の車種別で紹介します。
- 軽自動車・コンパクトカー
- ミドルクラス
- ミニバン・SUV
軽自動車・コンパクトカー
軽自動車やコンパクトカーは、比較的手頃な価格で利用できます。カースタレンタカーで2泊3日(72時間)借りた際の料金は、以下の通りです。
車種 | 2泊3日の料金相場(72時間) |
---|---|
軽自動車 | 11,400円~ |
コンパクトカー | 12,790円~ |
※カースタレンタカーの一般会員料金で比較
※エリア別・シーズン別の料金は別途異なります
※2025年2月時点の料金です
このように、料金はどちらも1万円台と安価です。軽自動車は、車体がコンパクトで小回りが利くため、狭い道や止めにくい駐車場でも比較的スムーズに運転できます。駐車スペースが限られている都市部への旅行には、軽自動車がおすすめです。
コンパクトカーは軽自動車より車内が広いため、荷物が多い場合や長距離移動を伴う旅行に適しています。車体もちょうど良い大きさで、運転に慣れていない方にもおすすめです。
ミドルクラス
ミドルクラスは、コンパクトカーより車内にゆとりがある車種です。代表的な車種には、スカイラインやカローラなどがあります。
カースタレンタカーの2泊3日の料金は、以下の通りです。
車種 | 2泊3日の料金相場(72時間) |
---|---|
ミドルクラス | 22,800円~ |
※カースタレンタカーの一般会員料金で比較
※エリア別・シーズン別の料金は別途異なります
※2025年2月時点の料金です
ミドルクラスは軽自動車やコンパクトカーよりも車体が大きいため、2万円台前半が相場です。安定した走りと充実した設備で、快適な移動を実現できるでしょう。
また、定員数も軽自動車より多いため、3~5人での旅行にも適しています。
ミニバン・SUV
ミニバン・SUVは、広い車内空間と高い積載能力を備えた車種です。代表的な車種には、シエンタやフリード、ヴェゼルなどが挙げられます。
カースタレンタカーの2泊3日の料金は、以下の通りです。
車種 | 2泊3日の料金相場(72時間) |
---|---|
ミニバン・SUV | 27,060円~ |
※カースタレンタカーの一般会員料金で比較
※エリア別・シーズン別の料金は別途異なります
※2025年2月時点の料金です
料金は、ミドルクラスよりも5,000~1万円ほど高くなる傾向にあります。ミニバンは定員が5〜8人と多いため、家族旅行や大人数での旅行に向いています。スライドドアの車種は乗り降りしやすいのも特徴です。
SUVは走行性能に優れているため、悪路や雪道でも安定した運転ができます。アウトドアやスキー旅行を計画している場合は、SUVを選ぶことでより快適な移動ができるでしょう。
2泊3日のレンタカー料金相場を主要4社で比較

2泊3日のレンタカー料金は、レンタカー会社によって異なります。同じ車種でも、基本料金やオプション料金が異なるため、比較して選ぶことが大切です。
ここでは、以下4社の2泊3日のレンタカー料金を紹介します。
- トヨタレンタカー
- ニッポンレンタカー
- ニコニコレンタカー
- カースタレンタカー
トヨタレンタカー
トヨタレンタカーでコンパクトカーを2泊3日借りる場合の料金は、以下の通りです。
タイプ | 車種 | 2泊3日の料金相場(72時間) |
---|---|---|
C1クラス | ルーミー・ヴィッツ・ヤリスなど |
23,100円~ ・24時間まで:8,580円 ・以降24時間ごと:7,260円 |
C2クラス | カローラ・ヤリスHEV・カローラなど |
26,620円~ ・24時間まで:10,120円 ・以降24時間ごと:8,250円 |
※トヨタレンタカー 乗用車の一般料金で算出
※エリア別・シーズン別の料金は別途異なります
※2025年2月時点の料金です
トヨタレンタカーで借りられるコンパクトカーは、C1クラスとC2クラスに分かれています。どちらも2万円台となっており、車種や装備の違いによって料金が変動します。車種をおまかせにすると、車種指定オプション代の2,200円は不要です。
通常レンタカーを返却する際は、ガソリンを満タンにする必要があります。しかし、トヨタレンタカーでは「かるタン返却」で走行した分のガソリン代を清算するため、無駄な費用を抑えられます。
ニッポンレンタカー
ニッポンレンタカーでコンパクトカーを2泊3日借りた場合の料金は、以下の通りです。
タイプ | 車種 | 2泊3日の料金相場(72時間) |
---|---|---|
S-Sクラス | フィット・スイフト・ヤリス・MAZDA2など |
21,010円~ ・24時間まで:8,030円 ・以後1日ごと:6,490円 |
※ニッポンレンタカー S-Sクラスの会員料金で算出
※エリア別・シーズン別の料金は別途異なります
※2025年2月時点の料金です
料金は、トヨタレンタカーに比べて数千円安く設定されています。24時間までは8,030円、それ以降は1日ごとで6,490円追加される料金体系です。
ニッポンレンタカーでは、ハンドルやダッシュボートなどの多くの人が触れる部分を徹底的に消毒しています。また、支払った料金はポイント・マイルとしてたまるため、旅行先や出張先でお得に買い物できるのもポイントです。
ニコニコレンタカー
ニコニコレンタカーでコンパクトカーを2泊3日借りた際の料金は、以下の通りです。
タイプ | 車種 | 2泊3日の料金相場(72時間) |
---|---|---|
Sクラス | ノート・フィット・ソリオなど |
13,530円~ ・24時間まで:4,510円 ・以後1日ごと:4,510円 |
※ニコニコレンタカー Sクラスのニコレンメイト料金で算出
※エリア別・シーズン別の料金は別途異なります
※2025年2月時点の料金です
ニコニコレンタカーは、24時間以降の1日ごとの料金が4,510円と、24時間までの料金と同額となっています。そのため、長期間のレンタルをする際もコストを抑えやすく、時間を気にせずゆったり移動できる点が魅力です。
また、基本料金には人身傷害補償や車両補償、対人・対物補償が含まれており、コストパフォーマンスに優れています。都市部だけではなく、郊外のガソリンスタンドや整備工場にも店舗が設けられているため、乗車や返却時の利便性が高い点も魅力です。
カースタレンタカー
カースタレンタカーでコンパクトカーを2泊3日借りた場合の料金は、以下の通りです。
タイプ | 車種 | 2泊3日の料金相場(72時間) |
---|---|---|
コンパクト | マツダ2・ヴィッツなど |
12,790円~ ・24時間まで:4,270円 ・以降12時間ごと:2,130円 |
※カースタレンタカー コンパクトの一般会員料金で算出
※エリア別・シーズン別の料金は別途異なります
※2025年2月時点の料金です
カースタレンタカーは、これまで紹介した3社の中でも比較的低価格で利用できるのが特徴になります。また、予約時にイージースタートを選ぶことでスムーズに出発できるのもメリットです。通常、レンタカーを借りる際には契約内容の確認や車両の説明などに時間がかかります。しかし、イージースタートを選択すると、事前に必要な手続きをオンラインで済ませられるため、受付時間を大幅に短縮できます。
ベビーシートやスタッドレスタイヤなどの備品もそろっているため、季節や利用シーンに応じて必要な装備を追加できるのも魅力です。
格安レンタカーはなぜ安いの?
レンタカー会社には、大手自動車メーカーが経営している会社の他、利用料金が安い格安レンタカーがあります。料金を抑えられる点は魅力ですが、車両の安全性やサービス面に不安を感じる方もいるかもしれません。
格安レンタカーの安さの理由は、主に以下の4つです。
- 中古車を仕入れるため
- 型落ち車両を貸し出しているため
- 人件費や固定費の削減ができるため
- 駐車場代を抑えられるため
中古車を仕入れるため
格安レンタカーは中古車を仕入れて貸し出しているため、基本料金を抑えられます。
自動車メーカーが自社で経営しているレンタカー会社は、自社生産の車両を大量に仕入れて、レンタカーとして提供しています。この仕組みにより料金を一定の範囲で抑えられていますが、中古車を仕入れている格安レンタカー会社と比べると割高になる傾向があるためです。
格安レンタカーは、新車登録から3年以上経過した中古車をレンタカー目的で仕入れているため、通常より安く料金を設定できます。
型落ち車両を貸し出しているため
格安レンタカーで貸し出されている車両は、型落ち車両であることが多いです。
大手のレンタカー会社では最新技術が搭載された車両を提供しているため、燃費性能が高い車を利用できるメリットがあります。しかしその分、車両の導入コストが高くなるため、レンタル料金も高めに設定されているというわけです。
一方、格安レンタカーは低価格での提供を目的としているため、年式が古い中古車を提供しています。車種にこだわりがない方にとって、格安レンタカーは魅力的な選択肢となるでしょう。
人件費や固定費の削減ができるため
人件費や固定費の削減ができるのも、格安レンタカーが安くサービスを展開できる理由の一つです。
通常レンタカー事業を行う際は、店舗を設けてスタッフを雇い、受付や手続きを行う必要があります。しかし、格安レンタカーは専用の営業所を持たず、整備工場やガソリンスタンドの一角に店舗を設けている場合があります。結果として、店舗の賃料や人件費を削減でき、低価格でサービスを提供できるといった仕組みです。
駐車場代を抑えられるため
大手レンタカー会社に比べて、駐車場代を抑えられるのも安さの理由の一つです。
アクセスが良い都心部のレンタカー会社では、駅前や空港周辺といった利便性の高い立地に店舗を構えることが多く、その分駐車場代が高くなります。一方、格安レンタカーはガソリンスタンドの駐車スペースの有効活用で、駐車場代を抑えています。
レンタカー基本料金の仕組みと知っておきたい追加料金

レンタカーの料金は、車両と利用時間で定められている基本料金と、オプションや保険などにかかる追加料金で構成されています。予約する前に、どのような項目が追加料金に該当するのか把握しておくことで、無駄な出費を抑えられます。
以下で、基本料金の内訳や追加料金の詳細、シーズンによる料金の変動を理解しておきましょう。
レンタカーを2泊3日借りる際の基本料金の内訳
レンタカーの料金は、基本的に、6時間まで、12時間まで、24時間までの3つの単位で定められています。24時間以降のレンタル料は、追加料金として計上される仕組みです。
例えば、2泊3日の旅行で、以下の料金体系のレンタカーを72時間借りる場合の料金を見てみましょう。
- 24時間まで:7,000円
- 以降1日ごと:5,000円
1日目の24時間までは7,000円が基本料金としてかかります。その後、1日ごとに5,000円が加算されるため7,000円 + 5,000円 + 5,000円で合計17,000円になります。
このように、レンタカーの料金は最初の24時間分の基本料金に加え、以降1日または12時間ごとで追加料金が加算されるのが一般的です。
レンタカーを借りる前に把握すべき追加料金
レンタカーは、基本料金以外にも以下の追加料金がかかります。
- オプション付帯料金
- 免責補償料
- 乗り捨て料金
- ガソリン代
オプション付帯料金
レンタカーには、用途に応じたオプションを追加できるサービスがあります。オプションの例は、以下の通りです。
- チャイルドシート
- スタッドレスタイヤ
- カーナビ
- ペット同伴車両の手配
必要な装備が標準で付いているのか、追加料金が発生するのかは予約時に確認しましょう。
免責補償料
レンタカーを利用する際は、免責補償料も確認しておきましょう。保険に加入しておけば、万が一事故を起こした場合でも、一定の範囲内で車両や対人の損害に対する費用をカバーできます。
代表的な保険には、車両・対物事故免責額補償制度(CDW)やNOC補償制度が挙げられます。レンタカー会社ごとで補償内容や料金が異なるため、予約時に詳細を確認しておきましょう。
乗り捨て料金
レンタカーを借りた店舗とは違う店舗で返却する場合、乗り捨て料金が発生するケースがあります。
予約した店舗と返却する店舗が異なる場合、レンタカー会社は返却された車両を元の店舗に戻す必要があります。車両移動には人件費が発生するため、乗り捨て料金が追加で加算される仕組みです。
乗り捨てが可能かどうかはレンタカー会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
ガソリン代
レンタカーを返却する際は、基本的にガソリンを満タンにしておく必要があります。場合によっては、走行距離のみを基準にガソリン代を精算するシステムを採用している会社もあります。
ガソリン代を抑えるには、燃費の良い車を選んだり、急発進・急ブレーキを避けたりするとよいでしょう。
レンタカーの2泊3日の料金相場はシーズンによって変動がある
レンタカーの料金は、利用するシーズンによって変動する場合があります。特に、旅行する人が増えるハイシーズンには需要が高まり、通常より料金が高くなりがちです。
例えばカースタレンタカーでは、ゴールデンウィークや夏休みシーズン、年末年始などの繁忙期にはハイシーズン料金が適用されています。そのため、少しでもお得にレンタルしたい方は、閑散期や平日に旅行の計画を立てるとよいでしょう。
3日以上借りたい場合はマンスリープランがおすすめ
レンタカーを3日以上利用する場合は、マンスリープランを検討してみましょう。マンスリープランとは、レンタカーを長期間借りたい方向けに設定されたお得な料金体系のことです。
例えば、カースタレンタカーでコンパクトカーを31日間借りた際の料金は4,500円×31日で139,500円になります。しかしマンスリープランでは、31日分の料金を15日分の料金で計算できるため4,500円×15日で67,500円になります。
出張や長期旅行、車の修理中の代車としてレンタカーを利用する際は、マンスリープランを活用するとよりお得に利用できるでしょう。
レンタカーを2泊3日借りる前に料金相場を確認しよう
レンタカーの2泊3日の料金相場は、レンタカー会社や車種によって異なりますが、1万~2万円台が一般的な目安です。同じ車種でも、会社によって料金プランや追加料金が異なるため、事前に比較しておくことが重要です。
カースタレンタカーは、6時間2,500円~とお手頃価格でレンタカーを提供しています。無料会員登録で通常価格から5%OFFになるため、少しでも料金を抑えたい方はぜひご利用ください。
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