大勢での旅行や、公共交通機関での移動後の交通手段、引越しや特別なデートなど、日常生活においてレンタカーを借りる機会は、想像以上に豊富です。
特別なイベント時に借りることが多いため、レンタカー選びはとても重要と言えるでしょう。
ここでは「普段、あまりレンタカーを借りることがない」「レンタカーはどうやって選べば良いの?」とお悩みの方に向けて、レンタカーを借りるときに失敗しないために重視すべきポイントをご紹介します。
実際にレンタカーを借りたことがある方へのアンケート結果も参考にしながら、ぜひ、レンタカー選びに役立ててください。
書いてあること
みんなのレンタカー選びの失敗談
レンタカー選びで失敗したことの1位「定員人数で乗車したら狭かった」、2位「接続機器を調べておらず音楽が流せなかった」、3位「荷物が入らなかった」は、どれもレンタカーを借りる前に車選びで失敗していると言えます。
など、車のサイズや設備機器のチェックが甘かったことが原因と言えるでしょう。
特に普段乗っていない車種を選ぶ際には、サイズや設備機器、荷物を載せる空間を事前に確認しておくことが大切です。
また5位の「運転者登録を1人だけにしたので長時間運転で疲れた」も、レンタカーを選ぶ際にありがちな失敗と言えます。
運転者登録人数により、料金が変わるため節約したいと感じることもあるかもしれませんが、長距離・長時間運転の際は、最低2人登録しておくようにしましょう。
レンタカーを借りるときに重視すべきは料金?
レンタカーを借りるときには、約半数の人が料金を重視していることがわかります。
といった意見もあり、1日または数日限りのレンタカーであれば、できる限り費用を安く抑えたいと考える傾向が見られました。
同時に「料金は意外と会社によって幅があり過ぎるなと感じる」という意見もあり、価格を重視したい場合はレンタカー会社選びも、重要と言えそうです。
また2位の「返却場所の立地」は、特に観光地などでレンタカーを借りる際に重要な項目です。
観光予定ルートや最後に使用する空港・駅を事前にチェックした上で、最寄りの場所にて返却できるよう、予定を組むことをおすすめします。
といった声があるように、観光にて利用する場合は、特に重視すべき点と言えるでしょう。
「車種」「乗車人数」「大手の会社かどうか」といった点も、一定数気にかけている傾向がありますが、あくまで「料金」「返却場所の立地」が最優先という結果になっています。
ただ、前述したアンケートでは「店員人数」の確認不足による失敗が上位に上がっていました。
大勢で乗る際には、乗車人数をしっかりチェックしておきましょう。
これで完璧!失敗しないためのレンタカーの借り方と流れ
それでは最後にレンタカーを借りる前の準備から返却するまでの流れについて、ご説明します。
1.日程を決める
レンタカーを借りる日程を決めます。実際に車を借りる前には、説明を受けたり契約書にサインしたりする時間が発生することを踏まえて、予定を組みましょう。
2.レンタカーの予約
多くのレンタカー会社では、スマホやPC、電話など好きな媒体にて予約をとることができます。
利用店舗が自宅付近にある場合は、直接来店した上で予約しても構いません。
乗車人数や荷物の量、予算を踏まえて車種を選びましょう。禁煙車・喫煙車、ETC、カーナビなど、細かな設備は予約時に確認しておくと安心です。
また6歳以下の子供を乗せたい場合は、別途チャイルドシート(有料)が必要となるため、注意しましょう。
3.【当日】店舗で出発手続き・支払い
当日は、運転免許証に加え、現住所と本人確認ができる書類が必要です。
公共料金の領収書や年金手帳、パスポートなどを持参してください。
クレジットカード払いの場合は、現住所・本人確認が不要となります。
予約内容の確認後、契約、説明(保険に加入するかどうか、万が一の事故の場合の手続きについてなど)が行われ、その後、支払い、車両の確認と進みます。
4.【当日】レンタカーの利用・精算
レンタカーを利用した後は、返却時間をお忘れなく!
延長料金が発生している場合は、追加精算が必要となります。
また、基本的にガソリンは満タンの状態で返却することがルールです。
5.レンタカーの返却
車体に傷・スレなどがないかを確認し、問題がなければレンタカー返却手続きが終了です。
まとめ
「せっかくの楽しい旅行が、レンタカーの選択ミスで大失敗!」
「引越しをするために借りたのに荷物が入らない!」
なんてことは、避けたいものですよね。
レンタカー選びで失敗しないためには、料金・返却場所の立地だけにとらわれ過ぎず、本当に必要なものは何か、確認してから利用するにようにしましょう。
コンパクトサイズの車になればなるほど、料金が安くなるため、料金だけに目を奪われてしまうと「狭い」「荷物が載らない」などといったトラブルが起こる可能性が高まります。
また、料金はレンタカー会社によっても異なるため、ある程度の広さ・快適さを求めながら、低予算でなんとかしたい!と思う場合は、様々なレンタカー会社の料金を見比べるというのも良いでしょう。
本記事を参考にしながら、失敗しないレンタカー選びをしてください。
6時間2,000円から利用可能