8人乗りでレンタカーを借りる際、車種選びや乗車定員の数え方に悩む方も多いのではないでしょうか。快適に移動するには、広さやシート、車両サイズなどを考慮したレンタカーを選ぶ必要があります。また、定員オーバーで規則違反にならないためにも、乗車定員の数え方を理解しておきましょう。
本記事では、8人乗りのレンタカーのおすすめ車種や乗車定員の数え方、車両の選び方を解説します。
書いてあること
8人乗りのレンタカーの選び方

8人乗りレンタカーの選び方を知っておくと、移動が快適になります。旅行やドライブ、イベントをより楽しむために、以下のポイントを押さえて車両を選びましょう。
- 8人乗りに適した車両サイズか
- シートが柔軟に動かせるか
- 燃費性能が良いか
以下で詳しく解説します。
8人乗りに適した車両か
まずは、8人乗りに適した車両かを確認する必要があります。車のサイズが小さく車内が狭いと、快適な移動ができないためです。
8人乗りに適した車両は、主に以下の3つです。
- M(ミドル)サイズのミニバン
- L(ラージ)サイズのミニバン
- 8人乗りの大型SUV
M(ミドル)サイズのミニバン
M(ミドル)サイズのミニバンは、ミニバンの中でも中型に分類されている5~8人乗りの車種です。車両によって大きさは異なりますが、一般的な目安は全長4,500~4,800mm前後、全幅1,700~1,750mmです。トヨタのノアやヴォクシー、日産のセレナなどが該当します。
Mサイズのミニバンは、車内の広さと運転のしやすさのバランスが良いため、家族旅行やグループでの移動に適しています。シートアレンジの自由度が高いことが多く、人数や移動時間、荷物の量に応じて柔軟に対応できるのも魅力です。
L(ラージ)サイズのミニバン
L(ラージ)サイズのミニバンは、Mサイズのミニバンよりサイズが大きい5~8人乗りの車種です。具体的な車両サイズは、全長4,800mm以上、全幅1,750mm以上で、車内空間が広々としています。該当車種は、トヨタのアルファードやヴェルファイア、ホンダのオデッセイなどです。
Lサイズのミニバンは、ゆとりのあるシート配列や快適な乗り心地が特長で、大人数での移動や長距離ドライブに適しています。グレードが高い車種では、内装に上質な素材が使われていたり、車内時間をより快適にする機能が充実していたりするのも魅力です。
ただし車体が大きいため、駐車や狭い道でのハンドル操作が難しい可能性があります。運転技術に自信がある方や、大きい車を運転するのに抵抗がない方におすすめです。
8人乗りの大型SUV
ミニバンの他、8人乗りの大型SUVも選択肢の一つです。大型SUVの一般的なサイズは、全長4,900mm以上、全幅・全高ともに1,900mm以上になります。
SUVの魅力は、雪道や山道などの悪路にも対応できる走行性能の高さです。日常走りはもちろん、キャンプやスキー旅行などのアウトドアシーンでも活躍します。
ただし、8人乗りの大型SUVは種類が限られており、3列シートを備えたモデルもそれほど多くありません。さらにボディが大きく重量があるため、燃費性能が低くなる傾向があります。そのため、移動の快適性より安定した走行を重視する方におすすめです。
シートが柔軟に動かせるか
シートの可動性が高いかどうかは、快適な移動において重要なポイントです。前後左右のスライドが可能なモデルであれば、乗車人数や荷物の量に応じて柔軟に調整でき、長時間の移動でも快適に過ごせます。
例えば、日産のミニバン「セレナ」には、1列目から2列目にかけて一部のシートを自由にスライドできる、スマートマルチセンターシートを採用しています。
シートアレンジの自由度が高い車種を選べば、後部座席の子どもの様子を見られたり、人数に応じた調整ができたりと、より快適な車内空間を作ることが可能です。
燃費性能が良いか
燃費性能が良いかどうかも確認しましょう。燃費が良い車種を選ぶことで、ガソリン代を節約できるためです。
多くのレンタカー会社では、基本的にガソリンを満タンにして返却するよう求められます。燃費の悪い車を選ぶとガソリン代が高くなり、トータルの移動コストが増える可能性があります。
燃費が良い車種としておすすめなのは、ハイブリッド車です。ハイブリッド車とは、ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせて走行する車のことです。燃料消費を抑えつつ走行時の音も静かなため、長距離移動でも快適に運転できます。気になる方は、レンタカー会社にハイブリッド車を扱っているかを確認すると良いでしょう。
8人乗りレンタカーの正しい乗車定員の数え方

8人乗りのレンタカーを選ぶ際は、乗車定員の正しい数え方を理解しておきましょう。
以下で、乗車定員の数え方や子どものカウント方法、チャイルドシートの着用義務を詳しく解説します。
車の乗車定員とは?
車の乗車定員とは、その車に乗車できる最大人数のことです。乗車定員は自動車検査証(車検証)に記載されており、法律で定められています。
- 国土交通省の「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」では、車の乗車定員を以下のように定義づけています(※)。
乗車定員は、運転者席、座席、座席に準ずる装置および立席の定員の総和とする
このように、運転手や助手席、後部座席、座席と見なされる装置、立席分の座席を含めた合計の人数が乗車定員になります。
※参考:国土交通省.「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」.“乗車定員及び最大積載量第237条”https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/S237.pdf,(2021-06-09).
8人乗りレンタカーを選ぶ際に確認すべき子どもの数え方
8人乗りのレンタカーを選ぶ際、事前に確認しておきたいのが子どもの数え方です。子どもは大人と異なり、必ずしも1人としてカウントされるわけではありません。
乗車定員のカウントにおける子どもとは、12歳未満の子どものことです。従って、12歳以上であれば大人と同じ扱いとなり、1人としてカウントされます(※)。12歳未満の子どもを乗車人数にカウントする際は、子ども1.5人で大人1人分として計算します。例えば、子ども3人は大人2人分として乗車定員に含める仕組みです(※)。
単純に、子ども=大人の半分、と計算するわけではないため、間違えないよう注意しましょう。
※参考:国土交通省.「道路運送車両の保安基準」.https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/H053.pdf,(2003-09-26).
子どもの乗車人数の求め方・計算例
子どもの乗車人数は、以下の計算式で算出できます。
- (レンタカーの乗車定員 - 乗車する大人の人数) × 1.5 = 乗車できる子どもの人数
例えば、8人乗りのレンタカーで大人4名が乗車するケースでは、12歳未満の子どもの乗車可能人数は以下のように計算します。
- (8人 – 4人) × 1.5 = 6人
このように、乗車定員から大人の人数を引いた上で1.5倍することで、乗車できる子ども(12歳未満)の人数を求められます。
レンタカーを借りる際は、まず大人と子どもの人数を把握し、定員オーバーにならないようにしましょう。なお算出した人数に小数点が出た際は、端数を切り捨てて計算しましょう。
6歳未満の幼児はチャイルドシートの着用を忘れずに
6歳未満の幼児が乗車する場合、法律によりチャイルドシートの着用が義務付けられています(※1)。安全性を確保するためにも、適切なサイズや装着方法を確認しておきましょう。
ただし、以下のケースではチャイルドシートの着用義務が免除となります(※2)。
- シートの仕様により、チャイルドシートを固定できない場合
- 幼児全員がチャイルドシートを使用することで、座席のスペースが不足し、全員が乗車できなくなる場合
- 病気や障がいで着用するのが難しい場合
- 幼児の体形の関係で着用するのが難しい場合(肥満体型など)
- チャイルドシートを使用すると、運転手以外の乗員が幼児の授乳や世話をできなくなる場合
- 救急搬送で幼児が乗車する場合
着用義務が免除されるケースの一つに「チャイルドシートを幼児が着用したために車に乗れない乗客が出る」とあります。しかし、事故の衝撃から命を守るためにも、可能な限りチャイルドシートは着用しましょう。
実際に警視庁の調査で、チャイルドシートを着用しなかったケースでの幼児の致死率は、正常に着用していたケースに比べて約4.2倍となっています。ドライブを楽しい思い出にするには、このような全面の配慮が大切です(※3)。
※1参考:e-GOV法令検索.「道路交通法」.“普通自動車等の運転者の遵守事項”https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000105,(2024-11-01).
※2参考:e-GOV法令検索.「道路交通法施行令」.“座席ベルト及び幼児用補助装置に係る義務の免除”https://laws.e-gov.go.jp/law/335CO0000000270,(2024-11-01).
※3参考:警察庁.「子供を守るチャイルドシート」https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html,(2025-02-27).
8人乗りのレンタカーのおすすめ車種10選

ここからは、8人乗りのレンタカーのおすすめ車種を10台紹介します。Mサイズ・Lサイズのミニバン、大型SUVの3つのカテゴリに分けているため、車両選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
- Mサイズミニバン
- Lサイズミニバン
- 大型SUV
【Mサイズミニバン】8人乗りレンタカーのおすすめ車種
8人乗りのMサイズミニバンでおすすめの車種は、以下の通りです。
- トヨタ ヴォクシー
- トヨタ ノア
- 日産 セレナ
- ホンダ ステップワゴン
トヨタ ヴォクシー
トヨタ ヴォクシーは、広い車内空間を確保しつつ、シートアレンジが多彩なミニバンです。後述のノアの兄弟車で、ノアより力強いデザインとなっています。
2列目シートにはチップアップシートを採用しており、収納時に座席を跳ね上げられます。フルフラットで乗り降りしやすいため、荷物を多く積むときにも便利です。1~2列目もしくは2~3列目のシートを倒せば、長距離移動で疲れたときに足を伸ばしてくつろげます。
トヨタ ノア
トヨタ ノアは、ヴォクシーの兄弟に当たる車で、燃費性能に優れたミニバンです。ハイブリッド車は22.0~23.4km/Lの低燃費を実現しており、長距離移動でもガソリン代を抑えられます。
2列目にはストレート超ロングスライド機能を搭載しており、705mmのロングスライドが可能です。車内空間が広いのはもちろん、カップホルダーなどの収納スペースも充実しているため、家族旅行や大人数でのドライブに適しています。
日産 セレナ
日産のセレナは、ミニバンの中でも人気が高い車種です。
8人乗りモデルには、スマートマルチセンターシートと呼ばれるシートアレンジ機能が搭載されています。マルチセンターシートを2列目中央にスライドすることで、2人掛けから3人掛けになります。センターシートは1列目から3列目にかけて自由にスライドできるため、3列目から降りるときもスムーズです。
座り心地や燃費性能も良いため、快適にドライブを楽しめるでしょう。
ホンダ ステップワゴン
ホンダ ステップワゴンは、シートの配置を自由に調整できる快適性を重視したミニバンです。2列目シートは780mmまでスライドできるため、用途や人数に合わせてレイアウトを変更できます。3列目には床下格納シートを採用しており、旅先で増えた荷物などもしっかり収納できるのがポイントです。
低床設計で乗り降りがしやすく、ファミリーや大人数の移動にも適した一台です。
【Lサイズミニバン】8人乗りレンタカーのおすすめ車種
8人乗りのLサイズミニバンでおすすめの車種は、以下の通りです。
- ホンダ オデッセイ
- トヨタ アルファード
- 日産 エルグランド
- トヨタ ヴェルファイア
ホンダ オデッセイ
ホンダ オデッセイは、力強いデザインと安定した走りが魅力のミニバンです。
低床設計で重心が低く、さらに車高を抑えめにすることで走行時の横揺れを軽減可能です。大きめな車体ながらも車内にはゆとりがあり、収納スペースも充実しています。
また、ホンダ独自の「e:HEV」2モーターハイブリッドシステムにより、エンジンとモーターを効率的に使い分け、スムーズな加速と静かな走行を実現しています。走行状況に応じてモードを切り替えることで、燃費を抑えられるのもメリットです。
トヨタ アルファード
トヨタ アルファードは、上質な乗り心地と高級感があるデザインが特長のミニバンです。ゆったりとした車内空間に加え、シートの快適性にも優れているため、長時間の移動も快適に過ごせます。疲れにくい設計の車やリラックスできる車を求めている方にとって、アルファードは心地よさを与えてくれるでしょう。
移動の状況に合わせてシートをフラットにできるため、疲れたときにすぐ休めます。
日産 エルグランド
日産 エルグランドは、安定したハンドリングと快適性を重視したラージミニバンです。広々とした車内には上質なシートが採用されており、長時間の移動でも快適に過ごせます。
車内にゆとりがありながらも積載性に優れており、3列目を使用した状態でも9インチのフルバッグを6本収納できます。3列目シートの床下にも収納スペースがあるため、荷物で乗車スペースを圧迫しません。機能性やデザイン性、快適性のバランスが取れた車種を求めている方におすすめです。
トヨタ ヴェルファイア
トヨタ ヴェルファイアはアルファードの兄弟車で、乗り心地、積載性、デザイン性に優れたミニバンです。アルファードより迫力があり、スポーティーな要素も取り入れられています。
燃費性能にも優れており、10.6〜11.0km/Lと大型ミニバンとしては効率的な燃費を実現しています。ハイブリッドモデルを選べばさらに燃費向上が期待でき、長距離移動でも経済的に走行できるでしょう。
上質なインテリアや快適なシート配置も魅力で、ファミリーやグループ旅行に適した車です。
【大型SUV】8人乗りレンタカーのおすすめ車種
8人乗りの大型SUVでおすすめの車種は、以下の通りです。
- ランドクルーザー
- レクサスLX
ランドクルーザー
ランドクルーザーは、高い走破性を誇るアウトドア旅行に適した大型SUVです。悪路や雪道にも強い4WDシステムを搭載しているため、下道から高速道路、山道まで安定した走りを魅せます。
8人乗り仕様の2列目シートには、3列目にアクセスしやすいよう6:4分割式タンブルシートを採用しています。シートバックを座面と一緒に前方へ跳ね上げることで、3列目シートへの移動がスムーズにできるのが特長です。
SUVならではの質の高い走りと快適性を重視する方におすすめです。
レクサスLX
レクサスLXは、高級感と走破性を兼ね備えた上質なSUVです。ラグジュアリーなインテリアと快適な乗り心地を提供しつつ、悪路や雪道にも対応できる高い走行性能を持っています。
1列目から3列目までカップホルダーを装備しており、センターアームレストにはペットボトルを6本収容できるクーラーボックスも付いています。12.3インチのディスプレイで、カーナビや音楽設定操作もスムーズです。
8人乗りのレンタカーで快適に楽しく移動しよう
8人乗りのレンタカーを選ぶ際は、車両のボディサイズやシートアレンジの自由度、燃費性能などを考慮する必要があります。大人数での移動は、車内の広さや快適性、乗り心地が重要なポイントとなるため、車種ごとの特長を把握しておきましょう。
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