急に車が必要になったときにはレンタカーの利用が便利です。1日だけやマンスリーなど、ニーズに合わせてレンタル期間が選べます。
旅行や出張の際に「2日間だけレンタカーを借りたい」という方もいるでしょう。
本記事では、レンタカーを2日間借りた際の料金相場を解説します。レンタカーの料金体系や安く借りるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
書いてあること
2日間のレンタル料金を車種別で紹介
レンタカーの料金はレンタルする車種によって異なります。レンタカーの料金を抑えたいなら、シーンに合わせて車種を選ぶことが大切です。
ここでは、2日間のレンタル料金を車種別で紹介します。
- 小型車(軽自動車、コンパクトカー)
- 中型車(セダン、SUV)
- 大型車・高級車
小型車(軽自動車、コンパクトカー)
軽自動車やコンパクトカーなどの小型車は、レンタカーの中でも安い料金設定で提供されているのが特徴です。気軽にレンタルしやすいので、街乗りでの利用に適しています。
小型車を2日間レンタルした場合の料金は、それぞれ以下の通りです。
- 軽自動車:8,000円
- コンパクトカー:9,000円
小型車はもともとの料金が安いため、2日間レンタルしても大きな負担にはなりません。長距離移動にはあまり向いていないので、近場で利用したい方におすすめです。
中型車(セダン、SUV)
セダンやSUVなどの中型車は小型車よりも乗車人数が多く、家族や友人とのドライブに適した車種です。普段は小型車に乗っている方が、遠出や旅行の際に利用するケースもあります。
中型車を2日間レンタルした場合の料金は、それぞれ以下の通りです。
- セダン:16,000円
- SUV:19,000円
小型車と比較すると、およそ2倍の料金になります。しかし、レンタカーの料金を人数当たりで割るのであれば、負担を軽減できるでしょう。
大型車(2t以上のトラックなど)・高級車(ゴルフ・BMWなど)
大型車や高級車は、レンタカーの中でも特に高い料金設定で提供されているのが特徴です。大型車には2t以上のトラックやキャンピングカー、などの特殊車両も含まれており、さまざまな用途で利用できます。
大型車や高級車を2日間レンタルした場合の料金は、それぞれ以下の通りです。
- 大型車:25,000円
- 高級車:25,000円
大型車や高級車のレンタルでは、小型車や中型車と比べて料金が上がります。しかし、普段は運転できない車に短期間だけ乗れるのがメリットです。
レンタカーを2日間借りた場合の料金を4社で徹底比較
レンタカーの料金はレンタル会社によって異なります。ここでは、レンタカーを2日間借りた場合の料金を4社で徹底比較するので、どのサービスを利用するか悩んでいる方は参考にしてください。
- カースタレンタカー
- ニコニコレンタカー
- ニッポンレンタカー
- タイムズカーレンタル
カースタレンタカー
カースタレンタカーは6時間から利用できるサービスで、リーズナブルな価格設定が魅力です。Webサイトでの当日予約は2時間前まで対応しており、3カ月先の予約まで受け付けています。
軽自動車や人気のSUVからキャンピングカーまで、さまざまな車種を取り扱っているのが特徴です。
カースタレンタカーにはメールアドレスだけで会員登録ができ、会員ランクに応じて割引を受けられます。会員登録後はレンタカーの基本料金が5%OFFになり、プラチナランクの割引率は最大の15%OFFです。
会員ランクごとにクーポンが用意されているので、さらにお得にサービスを利用できます。レンタカーを安く利用したい方は、カースタレンタカーを検討してみましょう。
ニコニコレンタカー
ニコニコレンタカーは全国に1,500店以上を展開しており、格安で利用できるレンタカーサービスです。駅や空港の近くだけでなく、ガソリンスタンドに併設されている店舗もあるので気軽に利用できます。
ガソリンスタンドや自動車整備工場を自社で持っているため、低価格でのサービス提供を実現しているのが特徴です。軽自動車やコンパクトカーであれば、12時間2,525円~レンタルできます。
乗用車の他にはキャンピングカーやスポーツカーも用意されているので、普段とは違うドライブを楽しみたい方にもおすすめです。
また、サービスレベルの向上にも力を入れており、アンケートの回答者には毎月抽選で景品のプレゼントも実施しています。
ニッポンレンタカー
ニッポンレンタカーは、全国に展開する大手レンタカーサービスです。アプリ・Webサイトからであれば、出発の1時間前まで予約が可能です。必要なタイミングですぐ利用できるので、使い勝手が良いサービスといえます。
ニッポンレンタカーの特徴は、利用する度にマイルやポイントが貯まる点です。ANAのマイルやdポイントなど、さまざまな種類から貯めるマイル・ポイントを選択できます。
会員ランクによってマイル・ポイントの還元率が異なっており、ランクが上がるほどポイントを貯めやすくなります。また、ニッポンレンタカー独自のポイントも貯まるので、ポイ活をしている方におすすめです。
タイムズカーレンタル
タイムズカーレンタルは、コインパーキングで有名なタイムズが運営するレンタカーサービスです。Webサイトや電話から気軽に予約でき、6カ月先までの予約に対応しています。
空港や主要駅の近くに立地しているため、旅行や急な出張での利用におすすめです。最短で予約完了の30分後にはレンタルできるので、気軽にサービスを利用できます。
料金は、年会費無料の会員登録をすれば6時間3,696円~と、通常料金よりも安くなります。他のサービスよりも少し高めですが、予約から出発までにかかる時間が短い点が魅力です。急に車が必要になった場合でも、待たずに済むでしょう。
また、タイムズポイントやマイルが貯まる特典もあります。会員登録で最大20%の割引が受けられるので、お得に利用したい方におすすめです。
レンタカーを2日間借りる際の料金体系
レンタカーを2日間借りる際にかかるのは、基本料金だけではありません。レンタカーを利用する前に、どのような費用がかかるのかを確認しましょう。
- ガソリン代
- オプション代
- 車両・対物事故免責額補償制度(CDW)
- 乗り捨て料金
- 延長料金
- 深夜貸出手数料
- 中途解約手数料
1. ガソリン代
レンタカーを利用する際は、レンタル期間に使用した分のガソリン代を支払わなければなりません。一般的に満タンの状態で車を借りて、再び満タンにしてから返却するのがマナーです。
レンタル期間中に給油が必要になった場合は、基本的に利用者がガソリン代を負担する必要があります。
また、返却地の近隣にガソリンスタンドがない場合や、遅い時間帯の返却では走行距離に応じたガソリン代を後日請求されるのが一般的です。ただし、自分で給油するよりも割高になるケースがあるので注意しましょう。
2. オプション代
レンタカーのスタンダードなプランには、最低限の装備しか付いていません。そのため、カーナビやETCを利用したい場合は、オプション代がかかります。
その他にも、オプション代がかかる装備の例は以下の通りです。
- チャイルドシート
- ドライブレコーダー
- スタッドレスタイヤ
- キャリア
- ペットの同乗
オプション装備の追加数が多いほど、トータル料金が高くなります。また、オプション装備は数が限られる場合もあるので、予約する際に利用できるか確認しておきましょう。
3. 車両・対物事故免責額補償制度(CDW)
レンタカーサービスでは、免責補償として車両・対物事故免責額補償制度(CDW)が用意されています。
車両・対物事故免責額補償制度とは、事故やトラブル時の負担額を補償するためのものです。レンタカーの予約時に加入することで、基本の保険でカバーできない自己負担金を免除してもらえます。
車両・対物事故免責額補償制度に加入するには、約1,100円~の費用がかかります。対象期間は1日なので、レンタル期間に応じて加入期間を決めましょう。
4. 乗り捨て料金
レンタカーを借りる際に乗り捨てサービスを利用すると、乗り捨て料金が発生します。
乗り捨てとは、車をレンタルした店舗とは異なる店舗で返却できるサービスです。サービスの名称はレンタカー会社によって「ワンウェイレンタル」や「ワンウェイドライブ」など異なります。
行きはレンタカーを自分で運転し、帰りは公共交通機関を利用することが可能です。ただし、乗り捨てサービスを利用すると手数料がかかり、基本料金に加算されます。
5. 延長料金
予約時に申請した期間を超えてレンタカーを利用する場合には、1時間ごとに延長料金が発生します。レンタルする車種によって変動しますが、延長料金は800~1,600円程度が相場です。
また、レンタカーを延長して利用する際は、あらかじめ連絡しなければなりません。無断で延長利用すると、レンタカー会社から損賠請求を求められるリスクがあります。
予定時間をオーバーしそうな場合は、すぐにレンタカー会社に連絡してください。
6. 深夜貸出手数料
レンタカーサービスの営業時間外に車の貸出や返却を行う場合は、深夜貸出手数料が必要になります。深夜貸出手数料が無料のサービスもありますが、一般的には1,000円程度が相場です。
また、レンタカーサービスの中には、深夜貸出に対応していないところもあります。レンタカーを予約する前に、深夜貸出が利用できるかを確認しておきましょう。
7. 中途解約手数料
レンタカーサービスでは、基本的に中途解約が可能です。支払った料金の一部を返金してもらえますが、中途解約手数料も発生します。
中途解約手数料は、支払い料金と実際の利用料金の差額に50%をかけて算出するのが一般的です。
レンタカーの中途解約を希望する場合は、車を借りた店舗に連絡してください。ただし、利用時間が短いと差額が返金されないサービスもあります。
レンタカーを利用する際は、中途解約時の差額の返金があるかも確認しておきましょう。
レンタカーを安く借りるための4つのコツ
レンタカーは各社がリーズナブルな料金で提供していますが、コツを押さえればさらに安く借りられる場合があります。
レンタカーを安く借りるための4つのコツを紹介するので、覚えておきましょう。
- キャンペーンやクーポンを活用する
- オプションは必要なものだけを付ける
- 早割を利用する
- 乗り捨てや深夜貸出を利用しない
1. キャンペーンやクーポンを活用する
レンタカーを安く借りるには、キャンペーンやクーポンを活用するのがおすすめです。
各レンタカー会社では、定期的にキャンペーンの実施やクーポンの配布が行われています。キャンペーン期間中やクーポンの配布タイミングであれば、通常よりもお得な料金でレンタカーを借りられるでしょう。
また、会員登録をすれば、常に割引価格でサービスを利用できるレンタカー会社もあります。まずは公式サイトを確認して、どのようなキャンペーンや割引があるのかを確認してみてください。
ただし、キャンペーンやクーポンには期限が設けられているので、利用する際は期限切れに注意しましょう。
2. オプションは必要なものだけを付ける
レンタカーの料金をできるだけ抑えたいなら、オプションは必要なものだけを付けるようにしてください。
各レンタカー会社にはさまざまなオプションがあり、便利なものを追加したくなる方は多いでしょう。しかし、オプションの数が増えるほど、トータル料金も高くなります。
オプションを選ぶ際は、本当に必要かどうかを検討することが大切です。例えば、スマートフォンのナビアプリがあれば、カーナビを追加する必要はないかもしれません。
また、そもそもカーナビが標準装備されたレンタカーを選べば、追加料金を発生させずに済むでしょう。
3. 早割を利用する
レンタカーを安く借りるには、各社が実施する早割を利用するのも一つの方法です。
多くのレンタカー会社では早割を提供しており、出発予定日の30日以上前に予約することで割引が受けられます。60日以上の予約で割引率が上がるサービスもあるので、早いうちから予定が決まっている方におすすめです。
早割の割引率はレンタカー会社によって異なるため、割引率の良いサービスを探してみましょう。
ただし、早割にはほとんどの場合で、キャンセル不可や割引の併用不可などの条件があります。そのため、予約前に利用条件を確認することも大切です。
4. 乗り捨てや深夜貸出を利用しない
料金を抑えてレンタカーを利用する場合は、乗り捨てや深夜貸出などのサービスを利用しないようにしてください。
レンタカー会社では、乗り捨てや深夜貸出などのサービスを提供しています。どちらも便利なサービスですが、利用するには手数料の支払いが必要です。
手数料は1,000円程度と高くありませんが、安さを求めるなら利用すべきではありません。レンタカーを安く借りるなら、日中に車を借りて同じ店舗に返却するように予定を立てましょう。
レンタカーを2日間借りる際は料金をしっかり比較しよう
旅行や出張などでレンタカーを2日間借りる方は多いでしょう。2日間のレンタルであれば、料金の負担が大きくなることはほとんどありません。
レンタカーを2日間借りた場合の相場は小型車で10,000円以内、大型車や高級車で20,000円台に収まる程度です。また、レンタカーには基本料金の他にも費用がかかるので、トータル料金で比較検討しましょう。
カースタレンタカーでは、6時間2,000円~とリーズナブルな価格でサービスを提供しています。レンタカーの利用料金を抑えたい方は、ぜひご検討ください。
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