都心では自動車普及率が50%を下回る昨今では、車を借りて使うというのは以前より当たり前になりつつあります。
車のレンタルサービスとして有名なのは「レンタカー」ですが、最近では車をシェアして使う「カーシェアリングサービス」の普及も著しいものです。
でも、「レンタカーとカーシェアの違いって何?」「どっちが自分にあっているの?」などの疑問や不安が邪魔して、なかなか利用に踏み切れない人も…。
これから利用してみたい人だけでなく、いざというときのためにもどんなサービスが知り、今後のカーライフのお役に立ててみてください。

レンタカーとカーシェアの違いとは?
レンタカーは、事前の利用予約は電話やネットですることは可能ですが、レンタル契約や説明等を受けて車を借りるためには店舗に行く必要があります。
契約期間を自由に決めることができるので、旅行だけでなく、車の修理等で自家用車を使えないときの代車としての利用もできるため、長時間・長期間での利用に向いています。
また、借りたお店ではなくても返却できる「ワンウェイシステム(乗り捨て)」を採用している会社が多く、片道のみの利用もできるため引越しなどで利用する人もいます。
料金は【基本料金+ガソリン代(満タン返し)】をベースとして、オプションでスタッドレスタイヤやチャイルドシートなどのレンタルサービスを受けることも可能。
ただし、予約より一定期間が過ぎるとキャンセル料金が発生することは頭に入れておいてください。
カーシェアリングサービスは、【知り合い同士で一台の車を共有して使っている】とイメージしていただくと分かりやすいのですが、基本的にはネットなどで事前申込をし、月額使用料を払って利用します。
専用の会員証を使って、駐車場のゲート開閉や車へ乗り込みなど各自で行いますので、基本的には店舗はなく無人の場合がほとんどです。
月額料金とは別にその都度使用料を支払うシステムですが、ガソリンを満タンにする必要はありません。
10分・15分単位の短い時間でも利用可能で、必ず借りた場所に返す必要があるために片道利用は原則できません。
レンタカーのメリット
今回のアンケート結果で一番多かった意見が「旅行での利用が大変便利」だというものです。
主要駅や空港などの周辺には必ず店舗があり、乗り物や旅行プランとのセット料金で格安で借りられる場合が多いのも魅力の一つ。
利用できる車種もいろいろ取り揃えられているため、軽自動車からワンボックスカーなど人数や目的によって最適な車を選べます。
また引越しや旅行などで、片道利用したいときは非常に便利な「乗り捨てサービス」もあるので、借りる人の都合に合わせて、さまざまなプランニングができるのもレンタカーのメリットでもあります。
さらに喫煙者の方は、喫煙車を選ぶこともできるので吸えないストレスなく移動を楽しむことも可能に。
一回利用することに清掃してくれるので綺麗な状態でレンタルすることができます。
カーシェアのメリット
今回のアンケート結果から、カーシェアには料金面でのメリットを感じている人が多いようです。
自家用車を所有するよりも、駐車場代や車両メンテナンスなどの維持費が抑えられるための日常的に利用したい人はメリットを感じやすいでしょう。
レンタカーでは必須の「満タン返し」をする必要はなく、もしも利用時にガソリンが無くなっている場合は、車にある備え付けのカードを使って給油することができます。
利用予約やキャンセルもネット上でできる上に、キャンセル料が必要ない会社がほとんどでなので、万が一キャンセルする確立が高い予約の場合には、非常に助かります。
必要なときに必要な分だけ使えるカーシェアは、2台目の自家用車を検討している人にもお勧めのサービスです。
ただし、長期間の利用については上限があるので注意が必要です。
まとめ
レンタカーもカーシェアも、自家用車を持っていない人や出張や旅行など出先で車を利用したい人には欠かせないサービスです。
一定期間内に自家用車のような使い方をしたい場合にはレンタカーを、ちょこちょこ小まめに使いたい場合はカーシェアがお得に使うことができます。
車はとても便利なものですが、維持するには駐車場・車検・保険・税金等の維持費が必ずかかります。
その点、レンタカーやカーシェアでは、維持費が掛からずとても経済的です。
ご利用の際には今回のアンケート結果をぜひ参考にしながら考えてみてください。



6時間2,000円から利用可能