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【2023年も注意】ETCの休日割引は何時まで?深夜割引も含めて「図解」で理解♪

ETC休日割引の図解

高速道路での移動には欠かせないETCカード!

ETCを利用すれば、料金所での時間が短縮されるだけでなく、休日割引といった得な制度があります。

高速道路を使うなら、休日割引がどんな条件で適用され、どれくらい安くなるのかを知っておきましょう。

今回はETCの休日割引の条件や概要をみていきます。深夜割引や平日朝夕割引のことなども解説しますので、お得に高速道路を利用したい方はこの記事を読んでETC割引を理解しておきましょう。

2023年度も、2022年度に続いて休日割引の適用除外日が確定しているので、合わせてご確認ください。

2023年度のETC割引適用外 引用:ドラぷら

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ETC休日割引について解説!

出かける機会の多い休日は、ETC割引をぜひ活用したいものですが、ETC休日割引は(原則として)「土日と国が定める祝日、1月2・3日、お盆期間に適用されます。

ETC休日割引の図解
お盆の適用期間は流動的です。

ETC休日割引が適用になるのは、「NEXCO東日本」「NEXCO中日本」「NEXCO西日本」が管理する地方部の高速道路、宮城県道路校舎の仙台松島道路を走る、普通車・軽自動車・二輪車です。

ちなみに、東京近郊と大阪近郊は対象外となります。

割引適用時間は休日の午前0時から午後11時59分まで

ETCの休日割引が適用される対象時間は、休日の午前0時から午後11時59分までとなっています。

例えば土日なら、土曜日の午前0時から日曜日の午後11時59分までが対象です。この時間に以下のいずれかをクリアしていれば、割引が適用になります。

  • 対象時間より前に入口料金所を通過し、対象時間中に出口料金所を通過する
  • 対象時間中に入口料金所と出口料金所を通過する
  • 対象時間中に入口料金所を通過し、対象時間後に出口料金所を通過する
  • 対象時間前に入口料金所に入り、休日を挟んで対象時間後に出口料金所を通過する

このように、休日に該当する土日と国が定める祝日、1月2・3日、お盆期間のいずれかに、高速道路の上にいれば、休日割引が適用になります。

平日・金曜日に入口料金所を通過して高速道路を走り、土曜日の午前0時1分に出口料金所を通過した場合でも、休日割引の対象です。

休日割引の割引率は30%

休日割引の割引率は、高速道路料金の30%です。

走行距離や割引が適用される回数制限はされていません。

何回休日に高速道路を利用しても、普通車・軽自動車・二輪車なら毎回30%が割り引かれます。

ただ、東京・大阪近郊の一部区間は割引対象外です。割引対象時間中に高速道路上にいる場合でも、対象外区間の料金は割り引かれず、対象区間の料金のみが割り引かれるという仕組みです。

事前の登録は不要!

ETC休日割引は、事前に登録をしなくてもETCカードを使って料金所を通過すれば適用される割引制度です。

ただETCカードを持っていても、ETC車載器を取り付けておらず、料金所でETCカードを提示しても割引にはなりません。

割引を利用するためには、必ずETC車載器を取り付けましょう。

出典:NEXCO中日本「休日割引」
出典:NEXCO西日本「ETC時間帯割引 休日割引」
出典:宮城県道路校舎「仙台松島道路」

ETC深夜割引について解説

ETC深夜割引について

ETC深夜割引は毎日適用される割引制度で、全ての車種を対象としています。

NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本が管轄している全国の高速道路、宮城県道路校舎の仙台松島道路が対象です。ただし、京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は対象外となります。

割引適用時間は午前0時から午前4時まで

深夜割引の適用時間は、毎日午前0時から午前4時までです。

この時間内で以下のいずれかをクリアしていれば、割引の対象です。

  • 午前0時前に入口料金所を通過して、午前4時までに出口料金所を通過した場合
  • 午前0時以降に入口料金所を通過して、午後4時前に出口料金所を通過した場合
  • 午前0時以降に入口料金所を通過して、午後4時以降に出口料金所を通過した場合
  • 午前0時前に入口料金所を通過して、午後4時以降に出口料金所を通過した場合

ただし、NEXCO3社が管理している高速道路と他社が管理している高速道路を乗り継ぐ場合や、料金体系が違う路線を乗り継ぐ場合は、料金を支払うごとに割引判定が行われるため、料金所を通過した時間によっては、一部区間しか割引が適用されないこともあります。

深夜割引の割引率は30%

深夜割引の割引率は、休日割引と同じく30%です。走行距離や利用回数にも制限がありません。毎日午前0時から午前4時に高速道路を利用する場合は、毎日割引が適用になります。

深夜割引も事前登録は必要なし

深夜割引も休日割引と同じく事前登録なしに割引が適用されます。ただ、ETC車載器を取り付けて、ETCレーンを通過した場合のみ適用になりますので、料金所でETCカードを提示して支払いをしても適用にはなりません。

引用:NEXCO東日本「ETC 深夜割引」
引用:NEXCO中日本「深夜割引」
引用:NEXCO西日本「ETC時間帯割引 深夜割引」
引用:宮城県道路校舎「仙台松島道路」

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休日割引と深夜割引が重なった場合はどうなる?

日曜日の午後10時に入口料金所を通過し、月曜日の午前2時に出口料金所を通過した場合、どちらの割引条件も満たして走行していることになります。

この場合は、休日割引か深夜割引で、割引率が高くなる方が自動的に適用されます。どちらにしろお得に走れるので、休日割引と深夜割引が重なっても、時間を考えて走行する必要はありません。

平日朝夕割引はどんな制度?

誰でも利用できるETC割引制度として、平日朝夕割引があります。

この割引は土・日・祝日を除いた平日の、午前6時から午前9時、午後5時から午後8時に適用になる割引制度です。平日朝夕割引が対象となるのは、NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本が管理する地方の高速道路と、宮城県道路公社が管理している仙台松島道路になります。大都市近郊区間は対象外です。

平日朝夕割引の対象時間は午前6時から午前9時、午後5時から午後8時

平日朝夕割引は平日の午前6時から午前9時・午後5時から午後8時に以下の条件を満たした場合、適用になる割引制度です。

  • 1度目に対象時間前に入口料金所を通り対象時間中に出口料金所を通過した場合
  • 対象時間中に入口料金所を通過し、対象時間後に出口料金所を通過した場合
  • 対象時間前に入口料金所を通過し、対象時間後に出口料金所を通過した場合

午前と午後それぞれ1日1回ずつ平日朝夕割引が適用になります。

なお、午前中の対象時間に何度か出入りする場合は、1回分しか割引が適用されません。午前と午後1回ずつ出入りした場合は、どちらも適用対象になります。

割引率は利用回数で変わる

平日朝夕割引は1カ月に利用した回数が5〜9回で30%、10回以上利用すると50%の割引です。

その場で割引が決まるのではなく、毎月翌20日にキャッシュバックがあります。キャッシュバックされるのは、1カ月最大100kmまでです。

事前の登録が必ず必要

平日朝夕割引は休日割引・深夜割引と異なり、事前にETCマイレージサービスへの登録が必要です。

深夜割引と重なった場合は深夜割引が優先になる

平日朝夕割引の対象時間に走行していても、深夜割引の対象時間にも走行している場合は、深夜割引が優先されます。

まとめ

ETC休日割引や深夜割引は事前登録の必要がなく、ETC車載器があれば誰でもすぐに適用される割引です。

割引率も30%と高く、走行距離や回数制限もないので、ドライブするなら利用しない手はありません。

カースタレンタカーの車両も一部を除き車載器がついていますので、利用する際はETCカードを忘れないようにして、お得に利用しましょう。

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