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背筋を伸ばした姿勢で運転できてる?正しいハンドルの位置

ハンドルの正しい握り方

車を安全に運転するためには、ハンドルやシートなどの位置に注意が必要です。仮にドライバーが事故に遭いエアバックが発動しても、ハンドルがドライバーに合った位置でなければ、その衝撃で指や手を怪我してしまう可能性が…。

そうならないためにも、正しい姿勢で運転できるハンドルの位置について知っておきましょう。

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正しいハンドルの位置に調整する4つのポイント

正しいハンドルの位置に調整する4つのポイント

背筋を伸ばした姿勢で、安全かつ快適にドライブをするために、以下のポイントをおさえてハンドルの位置を調整しましょう。

  • 1.ハンドル上部が視界を遮らないか
  • 2.ハンドル下部が太ももに当たらないか
  • 3.スムーズにメーターが確認できるか
  • 4.両手でハンドルを握ったときに腕に余裕があるか

このときに注意すべきポイントは、シートに深く座った状態でもハンドル上部が視界を遮らず、ボンネットの4/1が見える位置であることです。

ハンドルの位置は2種類の機能で調整しよう!

ハンドルの位置調整は、ステアリングカバー(ハンドルの軸をカバーしている部分)付近に搭載されている以下の2種類のレバーで行います。

*上下方向を調整する「チルト機能」
*ドライバーとハンドルとの距離を調節する「テレスコピック機能」

どちらのレバーもステアリングカバーの左側に取り付けられています。

まずチルト機能を解除し、最も低い位置にハンドルを持っていきましょう。その後ハンドルの高さを調節し、姿勢よく座っている状態でメーターが確認できる位置まで上げます。ただし、車種によってメーターの位置が異なるので注意しましょう。

そして、テレスコピック機能で腕に余裕ができるように調整します。テレスコピック機能が搭載されている車種はチルト機能に比べて少ないため、ない場合は代わりにシートポジションを調整してください。

調整が終わったら、レバーを再ロックして完了です。

必ずエンジンを切ってからハンドルの位置を調整すること

ハンドルの位置を設定するときは、必ず自動車のエンジンを切った状態で行いましょう。当然ですが走行中に行ってはいけません。エンジンや路面などの振動によってハンドルが動くため、非常に危険です。

ハンドルの位置を調整したら、必ず走行前にハンドルが固定されているか確認しましょう。単純なことではありますが、事故を招かないようしっかりと確認しておく必要があります。

ハンドルの正しい握り方!2つのポイントを紹介

ハンドルの正しい握り方!2つのポイント
正しい姿勢で自動車を運転するには、ハンドルの握り方も重要です。ここでは、ハンドルの正しい握り方をご紹介します。

1.握る位置は9時15分から10時10分の間を意識して

ハンドルの握る位置は「9時15分から10時10分の間」を意識してください。すると両脇が自然に締まり、腕が疲れにくくなります。またハンドルを大きく切りやすくなるため、操作しやすいというメリットもあります。

ただしドライバーの背丈や手の大きさなどによっては、かえって持ちにくい場合もあるでしょう。その場合は持つ位置を少し高くするなど調整する必要があります。

2.ハンドルは必ず両手で持って軽く握る

まずハンドルを両手で持ち、親指を内側に優しく添えます。その際、人差し指から小指でハンドルを軽く握りましょう。この状態で姿勢を正しく保つと運転姿勢が安定します。

片手運転を行うと、路面の段差やブレーキ、カーブ時の遠心力などで姿勢が不安定になってしまいます。姿勢が崩れると身体にストレスがかかり、疲れが溜まりやすくなってしまう可能性も。結果的に事故を招かないようにするためにも、ハンドルは両手で持ちましょう。

まとめ

自動車を安全に運転するには、ドライバーに合ったドライビングポジションをとることが重要です。ハンドルの位置を正しく調整すると、正しい運転姿勢を保った適切なハンドル操作が可能になります。このことは、事故に遭わない安全な走行を行うためにとても大切なことです。

今回の記事を参考にハンドルの位置を調整して、正しい姿勢でドライブを楽しんでください。


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