猛暑日が続く近年。せめて日帰りドライブくらい涼しいところに行きたいと考えている人もいるでしょう。
今回は「涼」を感じる、夏にぴったりな、関西での日帰りドライブのおすすめのスポットを7つ紹介します。
書いてあること
【大阪】涼しい山頂から絶景を見渡される「金剛山」
奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との間にある「金剛山」。
この山は、ロープウェイ「金剛山ロープウェイ」が山上まで伸びていて気軽に登頂でき、山頂からは大阪湾が望め、天候に恵まれれば明石海峡まで見渡せるようになっています!
駐車場は大阪府が運営するものが、金剛山ロープウェイ近くにあるため、ドライブのついでに立ち寄れるスポットです。
金剛山ロープウェイは、現在当面の間運行を停止しているそうです。復旧が待ち望まれますね。
千早赤阪村ホームページ:http://www.vill.chihayaakasaka.osaka.jp/note/3235.html
金剛山山頂にある「葛城神社」の「夫婦杉」は必見
金剛山の山頂には、関西では珍しい大社造りの本殿を構える「葛城神社」があります。
後醍醐天皇、楠木正成が祀られているこの神社の見どころは、参道にある「夫婦杉」です。2本の杉が、まるで夫婦が手を取り合うかのように並んでいることから名付けられた「夫婦杉」の下には、夫婦の愛に関する石碑が建てられており、夫婦で金剛山に登頂した際は、ぜひ訪れたいスポットです。
金剛山へのアクセス
阪和自動車道美原北ICから国道309号を南へ富田林より約15分
【大阪】「犬鳴山」マイナスイオンを浴びてリフレッシュ
大阪府泉佐野市にある「犬鳴山」は、日本最古の修験根本道場である「犬鳴山七宝滝寺」があることでも知られています。
滝が流れ、緑があふれる山中は、マイナスイオンに満ちており、蒸し暑い夏とは無縁の世界です。また、夏場であればホタルが飛び交うこともあり、夜には幻想的な風景を堪能できます。
「犬鳴山」は温泉地としても知られており、トレッキングでかいた汗を、日帰り温泉で流すというのもおすすめです。
犬鳴山へのアクセス
高速道路:阪神高速湾岸線泉佐野南ICで下る、関西空港自動車道下・国道481号線を通り上之郷IC前へ
【兵庫】夏の「掬星台」は紫陽花が見頃
兵庫県神戸市灘区にある摩耶山山上の展望台が「掬星台」です。
ここは六甲山周辺の夜景スポットとして知られています。夏場であれば、夜景に加え展望台北側に広がる入場無料の自然公園「摩耶自然観察園」で遅咲きの紫陽花も楽しめます。
【兵庫】名作小説の舞台にもなった「峰山高原」
兵庫県神崎郡にある「峰山高原」は、村上春樹作の小説『ノルウェイの森』の実写映画の舞台となったことでも知られています。
高原特有の爽やかな風が吹くなかで、つかの間の避暑地体験が味わえます。
【滋賀】「奥琵琶湖」で涼しい空気のなか湖上タクシーを楽しむ
滋賀県の北部で、琵琶湖の北側は「奥琵琶湖」と呼ばれています。
ここ一帯は標高が少し高くなっているため、気温も下がります。また、湖で波打つ水の音も涼しさを醸し出します。関西の避暑地としても知られる奥琵琶湖では、湖上タクシーで水の上を遊覧したり、トレッキングすることも可能!
【奈良】“関西の軽井沢”と呼ばれている「天川村」には鍾乳洞から温泉まで見どころが満載
“関西の軽井沢”と呼ばれているのが奈良県吉野郡にある「天川村」です。
ここには、「日本の名水100選」にも選ばれた湧き水が流れており、その澄んだ色を眺めているだけで爽やかな気持ちになってきます。天川村には、鍾乳洞や温泉、ハイキングコースもあるため、一日いても飽きがきません♪
【三重】巨大風車が圧巻の「青山高原」
三重県伊賀市勝地に位置する「青山高原」。
起伏がゆるやかなこの高原には、夏頃になると、ナデシコの可愛らしい赤い花が咲き誇ります。また、青山峠の頂上付近には数十基の巨大な風車が設置されており、さながらオランダにでも来たかのような雰囲気です。
天川村へのアクセス
京都・奈良市方面からお越しの方:京奈和自動車道橿原バイパス経由R169・R309から約2時間
まとめ
日帰りドライブに最適な関西のスポットはさまざまあります。ですが、夏であれば、ほどよく過ごしやすい涼し気な場所に行ってみましょう。
スポットによっては見所に加えて、アクティビティが用意されていることもあります。立ち寄る前に何か体験できることがあるか調べていけば、より思い出深いドライブが楽しめますよ。
6時間2,000円から利用可能