伊豆は自然豊かな環境でありながら、交通インフラが整っていて都市部からのアクセスが簡易でドライブデートに最適なスポットが多いエリアです。
今回は、読めばきっと行きたくなる伊豆のドライブデートでおすすめの定番・隠れスポットを10箇所ご紹介いたします。それぞれの見どころや特徴のほか、入園料や駐車スペースの有無といった基本情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
書いてあること
- 【堂ヶ島天窓洞】遊覧船に乗って神秘的な洞窟の内部を探検できる
- 【伊豆修善寺 虹の郷】異国の街に訪れたような世界観を堪能できる
- 【親水公園・ムーンテラス】伊豆を代表とする恋人の聖地
- 【伊豆アニマルキングダム】希少な動物と触れ合える総合レジャー施設
- 【伊豆テディベア・ミュージアム】テディベアが大集合したメルヘンな空間
- 【伊豆高原ステンドグラス美術館】約300点のステンドグラスが展示
- 【伊豆スカイライン】富士山や相模湾の絶景を楽しみながらドライブ
- 【寝姿山自然公園】標高200mの見晴台から伊豆の街や港を一望できる
- 【iZoo】珍しい生物と触れ合える!爬虫類・両生類に特化した動物園
- 【伊豆高原グランイルミ】伊豆の夜景を彩るロマンチックなテーマパーク
- まとめ
【堂ヶ島天窓洞】遊覧船に乗って神秘的な洞窟の内部を探検できる
堂ヶ島天窓洞は西伊豆のエリアにある自然洞窟で、天井に空いた穴から差し込む日光が洞窟内を青く照らす幻想的な景観が有名なスポットです。
伊豆の観光名所として知られる堂ヶ島は遊覧船が運行しており、遊覧船に乗って洞窟内をクルージングできます。洞窟内は自然によって作られた複雑な構造なので、探検好きのアクティブなカップルにおすすめです。
遊覧船は国道136号線に面した堂ヶ島マリンから定期的に運行しており、「洞窟めぐり」・「堂ヶ島クルーズ」・「千貫門クルーズ」・「ジオサイトクルーズ」の4コースが用意されています。堂ヶ島天窓洞を眺望できるのは洞窟めぐりのコースで、所要時間は20分ほど。
海底の地形が複雑な洞窟内を小型の遊覧船で進む航行はスリル満点!中央部まで進むと天窓洞によって神秘的に照らされた洞窟内と海面を眺望できます。
駐車スペース | あり(堂ヶ島共通駐車場300台分) |
乗船料 | 大人1,300円~・子ども650円~ |
運航時刻 | 8:15から16:30(10分〜15分で不定期に臨時運航) |
瀬浜海岸は干潮時のトンボロ現象により三四郎島まで歩いて渡れる
堂ヶ島の瀬浜海岸は干潮時に海岸と陸繋島を結ぶ砂州が出現する珍しいトンボロ現象が起きるスポットです。潮位が30cm以下になると泳がずに三四郎島まで歩いて渡れます。
三四郎島とは瀬浜海岸から沖合200mほどのエリアにある大小それぞれ複数の島からなる島しょ部で、角度や潮位などによって3〜4つの島に見えることから三四郎島と呼ばれています。
瀬浜海岸は国道沿いにある「横瀬海岸(トンボロ)降り口」から徒歩でアクセス可能ですが、海岸までの道は急斜面となっているので注意しましょう。
さらに海岸から三四郎島を結ぶ砂州は大小様々な石が無数に転がっているため、女性はヒールやサンダルなどではなく歩きやすいスニーカーがおすすめです。
潮溜まりにはメジナやイワガニ、ムラサキウニといった海の生き物が潜んでおり、磯遊びを楽しむこともできます。ポカポカと春の陽気で暖かいシーズンにピッタリな隠れスポットです。
トンボロ現象によって出現した砂州を2人で手を繋ぎながら歩いたカップルは幸運が訪れると伝えられているため、デートで訪れた際はトライしてみましょう。西伊豆町の観光係によると、瀬浜海岸で潮位30cm以下のトンボロ現象が発生しやすいシーズンは3月から9月が目安とされています。[注1]
駐車スペース | あり(無料駐車場:国道脇5台分) |
入園料 | なし |
休業日 | なし |
[注1]堂ヶ島のトンボロ干潮時刻・潮高2019年用|西伊豆町[pdf]
http://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/pdf/kanko/2019_shiomi.pdf
堂ヶ島の遊覧船やトンボロ現象を取り入れたデートコースは、伊豆の日帰り観光サイトの「ふぁにぃず」というサイトを参考にすると良いですよ!
【伊豆修善寺 虹の郷】異国の街に訪れたような世界観を堪能できる
「伊豆修善寺・虹の郷」は園内をSLやレトロな2階建てバスが走行するテーマパークで、異国の街に訪れたような世界観を堪能できます。
カナダ村やイギリス村といった地域ごとのコンセプトが設けられたエリアが7箇所設けられており、異国情緒を感じる園内を周回するだけで2人の会話も弾むことでしょう。園内の敷地面積は約50万平方メートル。東京ドームに換算しておよそ10個分の広大な土地と自然環境を活かした豊富なレジャー施設が魅力です。
まるで複数のスポットに訪れたような充実感が得られるため、日帰りのドライブデートにもおすすめの伊豆における定番スポットとなっています。
駐車スペース | あり(普通車300円・二輪車100円) |
入園料 | 中学生以上1,220円・満4歳〜小学生610円 |
休業日 | 火曜日(その他は公式サイトを要確認) |
デートでおすすめの周回始発点は園内東部のイギリス村
デートでおすすめの周回始発点は園内東部のイギリス村です。ここでは中世イギリスの長閑な町並みを散策できます。
イギリス村の目玉スポットはロムニー公園事務所にある大きなレンガ基調の2階建て家屋。庭にある色とりどりの花々でデザインされたユニオン・ジャックでの記念撮影がSNS映えします。
さらにイギリスのアンティークな玩具が飾られたトーイミュージアムや、ゆったりと寛げるカフェも併設されています。イギリス村でレトロな町並みを散策した後は、SLに乗って園内西部のカナダ村に移動しましょう。
カナダ村はカナダ西部に位置するブリティッシュコロンビア州の自然豊かな村地がモチーフのエリアで、鮮やかに塗装された家屋と森林が広がるマイナスイオンに満ち溢れた空間です。
同エリアには広大な泉があり、泉の上に架かる朱色の橋がフォトジェニックスポットとして知られています。この橋は実在するビッグ・オレンジ・ブリッジを模して作られた橋であり、カナダ好きのカップルにおすすめのエリアです。
また、カナダ村はフェアリーガーデンおよびインディアンス砦の2エリアに隣接しています。
インディアンス砦は園内最西端にある奥まったエリアですが、子どもが存分に遊べる環境となっており、全長約100mの滑り台を筆頭とする豊富なアスレチックが設けられています。
フェアリーガーデンはバラのソフトクリームが名物のカフェやレストランが併設されているため、散策に疲れた際の休憩に最適なエリアです。
5月と10月はロイヤル・ローズ・ガーデンに植えられた2,000株を超えるバラが開花する時期なので、同シーズンに訪れた際は立ち寄ってみましょう。
フェアリーガーデンからアクセスできる日本庭園は四季折々の景観が楽しめるエリアです。フジやアジサイといった豊富な花々がシーズンごとに見頃を迎えます。
同エリアの中心部には和の趣が感じられる池が存在し、併設された食事処で庭園の清涼感を堪能しながらお腹を満たせますよ。
日本庭園は古民家や陶器が陳列された匠の村、甃の坂道とお土産に最適な伊豆の特産品が販売されている伊豆の村に隣接しています。
【親水公園・ムーンテラス】伊豆を代表とする恋人の聖地
熱海市にある「親水公・ムーンテラス」は伊豆を代表とする恋人の聖地。アーチ状の石碑を抜けた先にあるモニュメントに訪れたカップルは愛が成就するとされています。
親水公園は第17回静岡県都市景観賞にて優秀賞を受賞した経歴があり、夜間は北部のサンビーチにある砂浜やヤシの木々がライトアップされてロマンチックな雰囲気を織りなす夜景の美しいスポットです。
サンビーチと同じく、ムーンテラスも夜間になるとモニュメントに照明が灯されるため、昼夜を問わず楽しめます。
ムーンテラスから望む海岸と岬はリゾートエリアのように優雅であり、暖かいシーズンの日中はカップルに限らず多くの行楽客で賑わいを見せています。
海岸沿いをドライブデートしたいカップルにおすすめで、付近には食事処や温泉といった商業施設が豊富です。
駐車スペース | あり(30分110円) |
入園料 | なし |
休業日 | なし |
遊覧船に乗って海上と海中の両方から伊豆の海を一望できる
親水公園の南部に隣接するエリアは「熱海遊覧船サンレモ」の発着場があり、遊覧船に乗って海上と海中の両方から伊豆の海を一望できます。
- サンビーチおよびムーンテラス付近を航行する「ヨットハーバーコース」
- 防波堤を越して初島が見えるエリアまで航行する「相模湾コース」
- 灯台を越して錦ケ浦を航行する「錦ケ浦コース」
の3種類が遊覧コースとして用意されています。遊覧コースは当日の波浪および天候状況によって変更になるので注意しましょう。
遊覧船の船上には展望デッキが備えられているので、心地よい海風に吹かれながら岬や海原を一望したり、カモメに餌付けをしてみたりするのも良いでしょう。
船内の海中展望室では、備えられたベンチに座りながらガラス窓越しに海中を泳ぐ魚を観察できます。遊覧時間は30分ほどで、暖かいシーズンで伊豆のドライブデートに訪れた際に最適です。
駐車スペース | あり(30分110円) |
乗船料 | 大人1,300円・小人600円(3歳未満・小型犬は無料) |
休業日 | 火曜日(その他は公式サイトを要確認) |
運航時刻 | 10:00から15:40まで(全9便) |
【伊豆アニマルキングダム】希少な動物と触れ合える総合レジャー施設
浅間山の近くにある伊豆アニマルキングダムは園内で60種類を超える草食・肉食動物や希少なホワイトタイガーなどが飼育されているほか、遊園地エリアに加えてゴルフ練習場も併設されている総合レジャー施設です。
広大な土地で飼養されている動物と至近距離で給餌を体験でき、子どもに限らず大人も楽しめる動物好きにおすすめのデートスポットとなっています。
キリンやシマウマといった豊富な動物が飼養されているアニマルゾーンにおいて、最も見応えがあるのは白い毛が印象的なホワイトタイガー!給餌体験の専用スペースで体長2mを超えるホワイトタイガーと檻越しに触れ合うことが可能です。
同エリアでは2018年8月・9月に生まれた可愛らしいホワイトタイガーの赤ちゃんも飼養されており、訪れる度に成長の過程を確認できます。カピバラやハリネズミといった小動物と触れ合える体験プランもおすすめです。
駐車スペース | あり(1台500円) |
入園料 | 大人2,500円・小人(4歳以上)1,250円 |
休業日 | 12月10日から12日(その他は公式サイトを要確認) |
園内のレストランではホワイトタイガーを鑑賞しながら食事できる
園内に併設された「レストランアニマルキングダム」では、ホワイトタイガーを鑑賞しながらの食事を楽しめます。
店内から飼養スペースを窓越しに、迫力満点なホワイトタイガーの生態を間近で観察しながら寛ぐことが可能です。
食事のメニューはオムライスやカレーといった洋食がメインであり、時おりホワイトタイガーが食事中のお客さんに興味を示して近づいてくるようですよ。さらにレストランの入り口から見て右側のスペースでは、ライオンを近くで見ながら食事を楽しむことができ、長時間滞在しても退屈せずに会話が弾むことでしょう。
ただし窓側の席は子ども連れのファミリーが優先されることがあるため、カップルの場合は必ずしも窓側の席に座れるとは限らない点に注意しましょう。
窓側の席を確保して食事を楽しみたい場合は、一般的に土日祝日と比べて来場者の少ない平日がおすすめですよ♪
【伊豆テディベア・ミュージアム】テディベアが大集合したメルヘンな空間
伊東市にある「伊豆テディベア・ミュージアム」は、世界中で親しまれているクマのぬいぐるみ「テディベア」が至るところに展示されているメルヘンな空間です。
展示されているテディベアの総数は約1,000体。テディベア愛好家はもちろんカップルも楽しめるおすすめスポットです。園内および館内は自由に撮影可能であるため、デートの思い出を存分に残せます。
テディベアは館内に限らず中庭やおしゃれなカフェにも展示されており、館内の入り口を入ると、いきなり大きなテディベアがお出迎えしてくれます。
洋服が着せられたテディベアやミニチュアのセットに展示されたテディベアなどもあり、遊覧しながら2人の幼少期の思い出について語り合えるでしょう。
園内に併設されたミュージアムショップでは、デートのお土産にピッタリな雑貨やお菓子に加えて限定のテディベアアイテムなどを入手可能です。
駐車スペース | あり(150台分) |
入館料 | 大人1,500円・中高生1,000円・小学生800円 |
休業日 | 2・3・6・12月第2火曜日(その他は公式サイトを要確認) |
1904年に作られた長い歴史を持つ希少なテディベアも展示されている
「伊豆テディベア・ミュージアム」の見どころはアメリカやドイツ、イギリスの玩具メーカーによって制作された数々のアンティーク・ベアです。
なかでも1904年に作られた長い歴史を持つ希少なテディベアの「テディガール」は保存状態が良好で高額落札された経緯もあり、テディベアファンに限らずデートで伊豆を訪れた際は一見の価値があるテディベアです。
テディガールの持ち主は生粋のテディベアコレクターとして知られる元イギリス陸軍大佐のボブ・ヘンダーソン(故)であり、幼少期から肌身離さず大切にしていたとされています。テディガールは1994年にロンドンのオークションに出品され、テディベアとしては当時で過去最高額の110,000ポンド(当時のレートで約2,000万円)で伊豆テディベア・ミュージアムが落札しました。
テディガールは制作されてから100年以上経っているとは思えないほど状態がよく、毛色は制作された当初と変わらない気品のあるブラウンで毛質はふわふわのコンディションを保っている逸品です。
さらに海外の著名アーティストが手がけたテディベアも豊富に展示されており、テディベアの歴史や生い立ちなどを知りながら時の流れを忘れてメルヘンな空間を楽しめます。
【伊豆高原ステンドグラス美術館】約300点のステンドグラスが展示
県道109号線に面した「伊豆高原ステンドグラス美術館」は1800年代に作られたアンティークステンドグラスを数多く取り扱う美術館で、展示されているステンドグラスの総数は約300点です。
美術館はイギリスの貴族邸宅を模して作られており、飾られている豊富なステンドグラスによって高貴な雰囲気が漂っています。レストランやカフェといった寛げるスペースも擁しており、長時間滞在しても気疲れする心配はありません。館内には作家・挿絵画家として知られるアイルランド出身のハリー・クラーク、独特の色彩感覚を持ちコアなファンが存在するリチャード・リーなどを筆頭とする数多くの有名アーティストが手がけたステンドグラスが展示されています。
それぞれの作品が放つ輝きとデザインは唯一無二で、落ち着いた空間でじっくりと美的感覚を養いたいカップルにおすすめのスポットです。
駐車スペース | あり(60台分) |
入館料 | 大人1,200円・中高生800円・小学生500円 |
休業日 | 毎月第1・第3水曜日(その他は公式サイトを要確認) |
協会や礼拝堂でパイプオルガン・オルゴールの生演奏が聴ける
伊豆高原ステンドグラス美術館には協会や礼拝堂も設けられており、パイプオルガンやオルゴールの生演奏を聴くことができます。
生演奏は毎日定期的にそれぞれの協会・礼拝堂にて行われ、ステンドグラスから差し込む幻想的な光に包まれながら各楽器の音色に耳を傾けることが可能です。週末は礼拝堂にて弦楽カルテットや聖歌隊などによるコンサートで、様々な音楽・楽器の音色を聴けます。
ステンドグラスを実際に作れる体験教室も定期的に開催されており、オリジナルのステンドグラスを入手できます。験教室で制作できるステンドグラスはオーナメントや八角ミラーなどがあり、簡単なものでは1時間足らずで作れてしまいます。
また、イギリス貴族邸宅風の館内にはアロマキャンドルが炊かれており、単純に作品を見るだけでなく音楽や香りといった様々なファクターが訪れた人の感性を刺激してくれます。
県道に面しているためアクセスも良好で、ドライブデートで一味違う美術館を訪れたい際におすすめです。
館内のミュージアムショップではパイプオルガンの演奏が収録された音源や可愛らしい雑貨やアクセサリーなどが販売されており、ミュージアムショップのみを利用する場合は入館料がかからないのも嬉しいポイントです。
【伊豆スカイライン】富士山や相模湾の絶景を楽しみながらドライブ
伊豆スカイラインは富士山や相模湾といった絶景を楽しみながらドライブできるスポットです。
自動車専用道路であるため信号はなく、渋滞もほとんど起こらないので数々の絶景を見ながら自然に囲まれた山道を爽快にドライブできます。
伊豆スカイラインは景観のよいエリアなどに車を停められるスペースが所々設けられているため、ドライブに疲れた際は活用しながらリフレッシュしましょう。
一度車外に出れば都会の喧騒からかけ離れた緑豊かな澄んだ空気を味わうことができ、富士山を筆頭とする絶景を背景にドライブデートの記念撮影ができます。
ただし記念撮影に夢中になりすぎるのは危険なので、他車の往来に注意しながら楽しみましょう。
駐車スペース | あり |
通行料 | 普通車1,500円(往復)・二輪車870円(往復) |
供用時間 | 6:00から22:00 |
食事は古民家風の食事処「峠の茶屋」が穴場スポット!
伊豆スカイラインへドライブデートに訪れた際、食事におすすめの穴場スポットが冷川ICから北に9kmほどの場所にある食事処「峠の茶屋」です。
峠の茶屋は昔懐かしい田舎の住宅を彷彿とさせる古民家風の食事処であり、香り高い自然薯を使った美味しいとろろ蕎麦やとろろご飯などを賞味できます。
店の外には木製の水車が備えられているほか店内の食事処には囲炉裏部屋もあり、古き良き和の趣が漂う店構え・内装となっています。料理の素材は伊豆産にこだわっており、とろろ料理好きはもちろん伊豆の味覚を知りたい人にもおすすめの食事処です。
さらに汁粉といった軽食も用意されているため、ドライブデートで小腹が空いた際の休憩スポットとしても立ち寄る価値があります。
駐車スペース | あり(20台分) |
料金の目安 | 1,500円から2,000円(1人あたり) |
休業日 | 月によって異なるため公式サイトを要確認 |
【寝姿山自然公園】標高200mの見晴台から伊豆の街や港を一望できる
寝姿山自然公園は下田駅からロープウェイに乗り、稲生沢川を越して山頂まで登った標高200mの高所にある自然豊かな公園です。
寝姿山自然公園には伊豆の街や港を一望できる見晴台があり、好天に恵まれた日は伊豆七島や石廊崎なども眺望できます。寝姿山自然公園におけるパノラマの良さは昔から認められており、伊豆三景にも選出されたことがあります。
見晴台から見える下田港は、1853年に黒船とともにペリーが来航したことで知られており、園内には当時使われていた砲台のレプリカが置かれています。さらに園内はサクラやスイセンといった樹木・草花が数多く植えられ、シーズンによって様々な景観を見られるスポットとしても有名です。
園内の遊歩道は散策しやすいように整備されているため、登山のように疲れるといった心配はありません。
駐車スペース | あり(ロープウェイ乗り場の正面に専用駐車場) |
ロープウェイ往復 | 中学生以上1,250円・小学生620円 |
休業日 | 気象条件や工事などによって臨時休業 |
縁結びのご利益がある愛染明王堂で願掛けができる
寝姿山の山頂付近にある愛染明王堂は愛染明王を本尊として祀っており、縁結びや家内安全といったご利益があると伝えられている神社です。
境内には総数100体を超えるお地蔵さんが存在するほか、朱色の塗装が美しい本堂の裏には巨大な2体の可愛らしいカエルの石像も設置されています。
境内に設けられた土器の輪に賽銭を投げて通すと縁結びや家内安全といったご利益があるとされており、休日には願掛けを目的に多くの参拝者が訪れます。
さらにハート型に縁取られた絵馬も女性参拝者からの人気が高く、カップルで共通の願いを込めて奉納するといった楽しみ方もあります。
奉納した絵馬は毎年6月に催される愛染例大祭にて炊き上げが行われます。
ドライブデートで訪れた記念のお土産は、車のルームミラーに飾れる縁結びのお守りがおすすめです。二人で訪れた記念を残せるのはとても思い出深くなりそうですよね。
【iZoo】珍しい生物と触れ合える!爬虫類・両生類に特化した動物園
東伊豆エリアにある「iZoo(イズー)」はヘビやカメといった爬虫類・両生類をメインに展示する動物園。爬虫類・両生類好きなカップルにおすすめの珍スポットです。
普段あまり見られない絶滅危惧種を筆頭とする珍しい生物が数多く飼養されており、間近で観察・触れ合うことができる非日常感が魅力です。
iZooでは極めて希少な生物がワシントン条約・国際共同保護に則って飼養されており、2019年3月時点で国内に3頭しか存在しない絶滅危惧種のガラパゴスゾウガメや、国内だとiZooでしか見られない絶滅危惧種のキューバイワイグアナなどが展示されています。
屋内・屋外でそれぞれ飼養スペースが設けられており、屋内は爬虫類の生態に配慮して照明が薄暗く、床にバークが撒かれておりジャングルを探索しているかのような雰囲気を楽しめますよ。
駐車スペース | あり |
入園料 | 中学生以上2,000円・小学生800円 |
休業日 | 年中無休(最終入園16:30) |
120種類以上のカエルが展示されている「KawaZoo」もおすすめ
iZooから下田街道・国道414号線経由で30分ほどの場所にある「KawaZoo(カワズー)」はカエルに特化した動物園で、120種類以上のカエルが2,000匹展示されている両生類好きにおすすめのデートスポットです。
足を伸ばすと全長80cmを超える個体も存在する巨大なゴライアスガエルや、体内が透けて見えることで有名なグラスフロッグといった珍しいカエルが飼養されています。
KawaZooは施設のほとんどが室内展示であるため、万が一雨天となった場合でも問題なく生物の観察や触れ合いを楽しめる環境です。給餌を体験することもでき、一部のカエルは放し飼いの状態で展示されているので野生に近い状態における生態を観察できます。
iZooとKawaZooは共通入園のプランが用意されており、それぞれの動物園は当日に限り何度でも再入館できるので往復して楽しむデートもおすすめです。
駐車スペース | あり |
入園料 | 中学生以上1,000円・小学生500円 |
休業日 | 年中無休(最終入園16:00) |
【伊豆高原グランイルミ】伊豆の夜景を彩るロマンチックなテーマパーク
「伊豆高原グランイルミ」は伊東市に所在する「伊豆ぐらんぱる公園」にて毎年一定の期間開催されるイルミネーションのイベントです。
イルミネーションが灯された閉園後の園内でアトラクションや食事などを楽しめます。
園内を明るく照らし伊豆の夜景を彩る景観の美しさは格別であり、ロマンチックなデートを楽しみたいカップルにおすすめのスポットです。
伊豆高原グランイルミにおいておすすめのアトラクションは「ジップライン〜流星RYUSEI〜」!色とりどりのイルミネーションが施された往復400mほどのレールを滑空して流星になった気分を体験できます。
園内にはテラス席のあるレストランが併設されており、イルミネーションを見ながら楽しめるロマンチックな食事で2人の距離もさらに縮まることでしょう。
駐車スペース | あり(約1,000台分) |
入園料 | 中学生以上1,500円・小学生以上800円 |
開催期間 | 年度によって異なるので公式サイトを要確認 |
日中の来園もおすすめ!「伊豆ぐらんぱる公園」はアトラクションが豊富
「伊豆ぐらんぱる公園」はカップルで楽しめるアトラクションが豊富で、夜間のイルミネーションに限らず日中からの来園もおすすめです。
園内のジップラインは日中も営業しており、晴れた日には遠くの相模湾や市街地を眺望しながら時速30kmほどのスピードで颯爽と滑空できます。
特大の透明なバルーンに入ってプールの上をプカプカと浮遊できる「ウォーターバルーン」もぜひ楽しんでもらいたいアトラクション。カップルでひとつのバルーンに入り、息を合わせながら水上を移動するのは心躍ること間違いなしです!
ただし伊豆ぐらんぱる公園とグランイルミはそれぞれ入園料が別途でかかるので注意しましょう。
日中の伊豆ぐらんぱる公園を楽しんだ後に夜のグランイルミを体験する際は、パークが日中の営業を終えたタイミングで一度退場し、別途の入園料を支払って再入園する形となります。
昼と夜でそれぞれ雰囲気の異なるデートを楽しめる点が伊豆ぐらんぱる公園の魅力です。
駐車スペース | あり(約1,000台分) |
入園料 | 中学生以上1,300円・小学生以上700円 |
休業日 | 年中無休(アトラクションは不定休) |
まとめ
伊豆はドライブデートに最適なスポットが盛りだくさん。都内からも近いので、レンタカーを利用して日帰りで小旅行としてもお楽しみいただけます。
伊豆は自然が豊かで絶景を眺望できるスポットやレジャースポットが多く、その日の気分に合わせてドライブデートを楽しめます。
ドライブデートで伊豆を訪れる際は、本稿で紹介したいずれかの定番・隠れスポットを候補地の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
伊豆のドライブデートコースやルートの参考には下記サイトが参考になりますよ!
6時間2,000円から利用可能