『函館』は、ペリー来航をきっかけに、横浜、長崎と共に開港され、早くから様々な異国文化を取り入れてきた街。そのため、歴史ある観光スポットがたくさんあります。今回は、函館の歴史ロマンと北海道グルメを満喫できる、1泊2日の冬の函館観光コースをご紹介します。
1日目
の旅行コース
- 9:00
- 10:00
- 11:30
- 13:00
- 14:00
- 14:30
- 16:30
- 19:30
- 21:00
- 函館に到着!まずはレンタカーを借りよう
- 朝食は『函館朝市』で海鮮丼!
- 函館観光の定番スポット『五稜郭公園』へ
- 次に行く観光スポットを選んでみよう!
- 函館といえば、やっぱり塩ラーメンでしょ!
- 宿泊は、眺望と美味しい朝食で有名な人気ホテル
- レトロな雰囲気が漂うショッピングモールでお土産探し
- 函館観光のメインイベント『函館山』からの夜景を楽しもう!
- 本格寿司がたべられる人気回転寿司店『函太郎』へ
9:00
函館に到着!
まずはレンタカーを借りよう
函館空港
ようこそ、北の大地・北海道函館へ。レンタカーは、『カースタレンタカー 函館空港店』で予約を。『函館空港』に到着したら、お店に電話をして、迎えにきてもらいましょう。
函館の道路事情は、ちょっとだけ特殊。市内中心部には路面電車が走っていて、軌道敷内は原則進入禁止。横断する場合も、路面電車の進行を妨げてはいけないので、右折時は十分ご注意を。
また、冬の時期は、もちろん雪道。普段以上の安全運転で、函館市内の観光をお楽しみください。
カースタレンタカー 函館空港店
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営業時間
8:00~19:00
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定休日
1月1日~2日
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電話番号
0138-58-3510
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所在地
函館市古川町9-3
函館空港から車で約10分(無料送迎あり要予約)
カースタレンタカー 函館空港店から車で約19分
10:00
朝食は『函館朝市』で海鮮丼!
函館朝市
早速、北海道グルメを味わいに『函館朝市』へ向かいます。朝ごはんに、海鮮丼をいただきましょう。『函館駅』前から広がる函館朝市内には、美味しい海鮮丼を提供する飲食店がたくさん!
お好みの組み合わせの丼ぶりを見つけて、新鮮な北海道の魚介を思う存分味わってください。
朝ごはんを食べ終わったら、そのまま『函館朝市』を散策。食べ歩きや、釣り堀でイカ釣りを楽しんだり、お土産に珍味や乾物を購入するのもあり。新鮮な魚介や農作物を、冷蔵やクール便で自宅に送るのもおすすめです。
函館朝市
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営業時間
各店舗により異なります
-
定休日
各店舗により異なります
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電話番号
0138-22-6034(函館朝市第一商業協同組合)
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所在地
函館市若松町9-19
函館空港から車で約20分
函館朝市から車で約10分
11:30
函館観光の定番スポット
『五稜郭公園』へ
五稜郭公園
函館観光の定番スポットといえば『五稜郭公園』。五稜郭公園は、桜が有名ですが雪化粧もとっても素敵なんです。
まずは、公園入り口にある『五稜郭タワー』に上り、『五稜郭』の美しい形をお楽しみください。公園に入ったら園内をゆっくり散歩しながら、『箱館奉行所』へと向かいましょう
。現在の箱館奉行所は、1864年の建築当時と同じ場所に、忠実に部分復元されたもの。幕末から明治にかけての、時代の空気を感じることができます。
五稜郭公園
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開園時間
4月~10月 5:00~19:00、11月~3月 5:00~18:00
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所在地
函館市五稜郭町44
函館空港から車で約20分
五稜郭タワー
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料金
大人 900円、中・高校生 680円、小学生 450円
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営業時間
9:00~18:00
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定休日
年中無休
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電話番号
0138-51-4785
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所在地
函館市五稜郭町43-9
函館空港から車で約20分
次に行く観光スポットを
選んでみよう!
函館市民熱愛グルメ!
やっぱり塩ラーメン!
五稜郭公園から徒歩で約1分
五稜郭公園から徒歩で約1分
13:00
函館市民熱愛の
『ラッキーピエロ』!
ラッキーピエロ
函館市民熱愛グルメの一つが『ラッキーピエロ』。
人気No.1メニューは、甘辛ダレが絡んだ唐揚げが3つも挟まった、ボリューム満点の「チャイニーズチキンバーガー」、略して「チャイチキ」です。
ほかにも、「とろとろBigオムライス」や「ジュウジュウ鉄板ミートスパゲッティ」など、ボリューム満点メニューがたくさん。店舗ごとに内装のコンセプトや取り扱いメニューが異なるので、時間に余裕があったら複数の店舗を訪れてみてください。
ラッキーピエロ五稜郭公園前店
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営業時間
10:00~24:30(土曜日のみ25:30まで)
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定休日
年中無休
-
電話番号
0138-55-4424
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所在地
函館市五稜郭町30-14
函館空港から車で約20分
五稜郭公園から徒歩で約1分
19:00
函館といえば、
やっぱり塩ラーメンでしょ!
麺厨房 あじさい本店
北海道といえば、ラーメン! という方もいらっしゃるのでは?
函館ラーメンの基本は「塩」。函館の塩ラーメンは、透き通ったスープに、北海道定番の中太縮れ麺ではなく、細ストレート麺という組み合わせがスタンダードなんです。
函館の定番塩ラーメンを食べるなら、函館ラーメンの代表格『函館麺厨房 あじさい』へ。
あっさりしつつも旨味たっぷりの塩スープに、細ストレート麺!とろとろチャーシューと、スープが染みたお麩がこれまたたまらない、粋な一杯です。
麺厨房 あじさい本店
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営業時間
11:00~20:25(L.O.)
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定休日
第四水曜日(祝祭日の場合、翌平日)
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電話番号
0138-51-8373
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所在地
函館市五稜郭町29-22
函館空港から車で約20分
五稜郭公園から車で約10分
14:00
宿泊は、眺望と
美味しい朝食で有名な人気ホテル
ラビスタ函館ベイ
次のスポットへは、ホテルに車と荷物を置いて、徒歩で向かいます。
『ラビスタ函館ベイ』は、眺望と美味しい朝食で有名なホテル。最上階には、源泉掛け流しの温泉大浴場があり、函館の夜景を眺めながら疲れを癒すことができます。
最も人気の朝食メニューは、新鮮な魚介類を好きなだけ盛り付けて作るオリジナル海鮮丼。他にも、お刺身や焼き物など海の幸がふんだんに用意されていて、朝食でも思う存分北海道を味わうことができます。
LA VISTA函館ベイ
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電話番号
0138-23-6111
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所在地
函館市豊川町12-6
函館空港から車で約20分
ラビスタ函館ベイから徒歩で約5分
14:30
レトロな雰囲気が漂う
ショッピングモールでお土産探し
ベイエリア
『ラビスタ函館ベイ』のあるベイエリアは、函館土産が揃う人気のショッピングスポット。
『金森赤レンガ倉庫群』を始め、複数のショッピングモールが立ち並び、全て徒歩で巡ることができます。レトロな雰囲気のある街並みなので、写真撮影にもぴったり。
昼間も良いのですが、オレンジの街灯が灯り、よりレトロな雰囲気が増す夜の景色もおすすめです。ホテルから徒歩すぐなので、1日目の行程を全て終えてからもう一度訪れてみてはいかがでしょうか。
金森赤レンガ倉庫
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営業時間
9:00~19:00
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定休日
年中無休
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電話番号
0138-27-5530
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所在地
函館市末広町14-12
函館空港から車で約20分
ラビスタ函館ベイから車で約3分
16:30
函館観光のメインイベント
『函館山』からの夜景を楽しもう!
函館山
函館を訪れたら絶対に観ておきたいのが、世界三大夜景の1つと言われる『函館山からの夜景』です。
冬のシーズンは、登山道が閉鎖されてマイカーで登ることができないので、『函館山ロープウェイ』を利用しましょう。
レアな夜景を観たいなら、完全に日が落ちる前に山頂にたどり着くのがポイント。両側を海に挟まれてぐっとくびれた独特の地形と、街の灯りと海の闇のコントラストに、真っ白な雪が加わった、冬ならではの美しい夜景が楽しめます。
函館山ロープウェイ
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料金
大人(中学生以上)往復1500円 片道1000円
小人 往復700円 片道500円 -
営業時間
10:00~22:00(上り最終21:50)4/25~10/15
10:00~21:00(上り最終20:50)10/16~4/24
通常15分間隔で運転(混雑時は5分間隔) -
定休日
年中無休
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電話番号
0138-23-3105
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所在地
函館市元町19-7
函館空港から車で約30分
函館山ロープウェイから車で約7分
19:30
本格寿司がたべられる
人気回転寿司店『函太郎』へ
函太郎 宇賀浦本店
夕飯は、函館の人気回転寿司『函太郎』へ。
えっ、回転寿司?と思った方、『函太郎』を侮るなかれ。函館、北海道を中心に仕入れた旬のネタを、板前さんがひとつひとつ丁寧に握った本格寿司が食べられるんです。
お好みのネタはあると思うのですが、まずは、当日入荷した獲れたての魚介類を使用する、おすすめメニューをチェック。
苦手でなければ、ぜひ職人仕込みの自家製〆さばと、剥きたてで提供される活貝を食べてみてください。
函太郎 宇賀浦本店
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営業時間
11:00~22:00
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定休日
年中無休
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電話番号
0138-32-4455
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アクセス
函館市宇賀浦町14-4
函館空港から車で約13分
函太郎 宇賀浦本店から車で約7分
21:00
ライトアップされた函館市街を
ドライブ!
函館市内ドライブ
お腹もいっぱいになったら、ちょっと遠回りをして、夜の函館市街をドライブしながらホテルへと戻りましょう。
昼間に訪れたベイエリア、明日の午前中に訪れる元町エリアや函館山のふもとの地区は、夜になるとライトアップされるるので、ちょっと特別なドライブが楽しめます。
絶対に立ち寄って欲しいのは、テレビやCMのロケでもお馴染みの『八幡坂』。冬は街路樹にイルミネーションが施され、より一層美しい景色が広がります。
八幡坂
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電話番号
0138-23-5440(函館市観光案内所)
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所在地
函館市元町
函館空港から車で約20分
ラビスタ函館ベイから車で約4分
2日目
のコース
- 10:00
- 12:30
- 14:00
- 16:00
- 16:30
- 異国情緒溢れる街を散策
- 次に行く観光スポットを選んでみよう!
- 次に行く観光スポットを選んでみよう!
- 函館市民のソウルフード「やきとり弁当」をテイクアウト
- 函館空港でおいしい函館・北海道土産を購入!
10:00
異国情緒溢れる街を散策
昨日、ナイトドライブを楽しんだ元町エリアを、昼間に徒歩で観光します。
函館は、ペリー来航をきっかけに開港された港の一つ。早くから世界の文化が移入し、現在の異国情緒漂う街並みがつくられました。
『ハリストス正教会』や『聖ヨハネ教会』、『カトリック元町教会』、『旧イギリス領事館』など、様々な国の建築様式で建てられた美しい教会や建物は一見の価値あり。
夜とは違う表情を見せる、昼の『八幡坂』の景色もお楽しみください。
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所在地
函館市元町
函館空港から車で約20分
八幡坂から徒歩で約5分
八幡坂から徒歩で約5分
12:30
『しっかりランチ』
明治創業の老舗洋食店へ
五島軒
街並みに異国の文化が取り入れられたのと同じように、函館には、明治時代から洋食文化が根付いています。
元町エリアに本店を構える『五島軒』は、明治12年創業の老舗洋食店です。
看板メニューは、カレー。何種類ものカレーのほか、洋食の盛り合わせやフレンチ、『五島軒』のルーツであるロシア料理などもあります。
異国情緒漂う街で、明治から受け継がれる洋食を味わう素敵なランチをお楽しみください。
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営業時間
11:30~20:30(L.O.)、11月~3月は20:00(L.O.)、12月31日は14:30(L.O.)
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定休日
1月~4月中旬は火曜日定休、1月1日、2日は休店
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電話番号
0138-23-1106
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所在地
函館市未広町4-5
函館空港から車で約20分
五島軒
12:30
『軽めランチ』
人気ブランドの焼きソーセージを
カールレイモン
自らのことを"胃袋の宣教師"だと言った、ハム・ソーセージのドイツ人マイスター、カール・ワイデル・レイモン氏が1925年に創業した『函館カール・レイモン』。
ハム・ソーセージの老舗として、函館市民からはもちろん観光客の方からも愛されています。元町の店舗で味わえる焼きソーセージやホットドックは、軽めのランチにぴったり。
気に入った味のソーセージのほか、ハムやベーコン、サラミなどをお土産に買って帰ることもできます。食後は、ぜひ、2Fの「レイモン歴史展示館」にも立ち寄ってみてください。
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営業時間
09:00~17:30(物販、歴史展示館は18:00まで)
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定休日
年中無休
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電話番号
0138-22-4596
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所在地
函館市元町30-3
函館空港から車で約21分
レイモンハウス 元町店
14:00
もっと函館の異国文化に触れたい!
トラピスチヌ修道院
元町から離れた場所にも、異国の文化を感じられる建物があります。1898年に、日本初の女子修道院として創立された「トラピスチヌ修道院」です。
現在も修道女たちが共同生活を行なっているため、一般開放されているのは前庭のみ。もともと静かな場所ですが、冬は雪のせいか、いつもよりしんとしていて、とても澄んだ心地よい静寂が広がっています。
敷地内右手には売店があり、修道女たちが手作りしているお菓子やロザリオなどを購入することが可能です。
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開館時間
8:00~17:00(4月21日~10月31日)
8:00~16:30(11月1日~4月20日) -
休館日
12月29日~1月1日
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電話番号
0138-57-7833
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所在地
函館市湯川町3丁目1-15
函館空港から車で約7分
トラピスチヌ修道院
トラピスチヌ修道院から車で約10分
14:00
函館の冬の風物詩サルの温泉入浴が見たい!
函館市熱帯植物園
湯の川にある『函館市熱帯植物園』は、寒い冬の函館で、ほっこり暖まれる観光スポットです。
ここの「サルの温泉入浴」は、函館の冬の風物詩の一つ。敷地内左手にあるサル山のプールが、冬の時期は温泉となり、まるで人間のように温泉でくつろぐサルたちを眺めることができます。
植物園内には、約300種3,000本の熱帯植物が植えられていて、そこはまるで常夏の楽園。寒さで縮こまった身体を緩めながら、南国の珍しい花や木の観察を楽しみましょう。
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入館料
一般300円、小中学生100円
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開館時間
9:30~18:00(4月~10月)
9:30~16:30(11月~3月) -
休館日
12月29日~1月1日
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電話番号
0138-57-7833
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所在地
函館市湯川町3丁目1-15
函館空港から車で約7分
函館市熱帯植物園
函館市熱帯植物園から車で約3分
16:00
函館市民のソウルフード
「やきとり弁当」をテイクアウト
ハセガワストア
函館市民のもう一つの熱愛グルメが、ローカルコンビニ『ハセガワストア』、通称『ハセスト』の「やきとり弁当」です。
ちなみに、函館の「やきとり」とは、通常、鶏肉ではなく豚肉のこと。
ごはんの上に海苔を敷き、その上に焼きたてのやきとりが並んでいます。一番人気の味は、醤油ベースの甘辛い「タレ」。
そのほか、塩、塩ダレ、うま辛、みそだれもあります。函館空港内に、飲食ができるフリースペースがあるので、購入したらそのまま空港へ向かいましょう。
ハセガワストア 湯の川店
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営業時間
24時間
-
電話番号
0138-057-2400
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所在地
函館市湯川町1-10-15
函館空港から車で約8分
16:30
函館空港でおいしい
函館・北海道土産を購入!
函館空港
レンタカーを返却して空港に送ってもらったら、「やきとり弁当」を食べて、飛行機の時間までショッピング!
『函館空港』2階の土産物売り場には、函館・北海道の人気のお土産が揃っていて、ペイストリースナッフルズの「チーズオムレット」やロイズの「ポテトチップチョコレート」、ルタオの「ドゥーブルフロマージュ」のほか、もちろん、「白い恋人」や「じゃがポックル」も購入できます。
自分用や親しい方へのお土産には、同じく函館空港2階にある『函と館』限定のお好みの函館土産をチョイスして作るオリジナルの缶詰「函缶」がおすすめ。
買い物に夢中になりすぎて、飛行機に乗り遅れないように気をつけて!
函館空港
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営業時間
7:00~20:00
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定休日
年中無休
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電話番号
1月4日~2月末、悪天候時
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電話番号
0138-57-8881(国内線総合案内所 8:00~19:30)
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所在地
函館市高松町511
このルートに
適したレンタカーの店舗
この旅行のまとめ
レンタカーで、異国情緒漂う函館を満喫!
函館は、さほど広い街ではないため、バスや路面電車でも問題なく移動できますが、車を使えば、ほとんど移動時間をかけずに観光することができます。
また、ライトアップされた夜の函館市街を観光するには、車でなければなかなか移動が難しいため、異国情緒漂う函館の街を満喫したい! ということであれば、レンタカーの利用がおすすめです。
ただし、冬道の運転には、十分ご注意を。レンタカーを予約して、函館市街の観光も、北海道グルメも満喫しちゃいましょう!
この旅行のまとめ